2025年7月18日【FX初心者】 米小売売上高は予想上振れもドル円は小動き。今後はどうなる。

投資

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 本日は、米小売売上高の結果と今後に向けて環境認識とシナリオを想定して戦略を考えました。米CPI、米PPI、小売売上高からの流れと総合的に判断する必要があります。

ここまで
米CPIコア 前回上でも予想上回らず。 ドル円上昇も限定的
米PPI わずかに上昇も前回下回る。 ドル円下落も限定的
米小売売上高 予想上回る。ドル円は小動き
ここから
日本の参議院選挙の結果に関わらず財政拡大で円安懸念 円安方向
今週末以降、日米の関税に関する通商交渉 難攻予測 円安方向

18日 朝8:30 日本CPIがあります。意外と動く可能性があります。注意しましょう。
 

前日の振返り

トランプ氏、FRB議長解任「可能性低い」-不正行為あれば別と含みも
 同氏は、15日夜に共和党議員との会合でパウエル氏解任の可能性について話し合い、「ほぼ全員が」解任に賛成したとも述べた。自らが解任文書を作成し、会合で提示したとの報道については否定した。

17日の日本市況
 日本市場では対ドルで円相場の下落が加速している。トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を解任する可能性を否定したことでドルが買い戻されている。
 20日投開票の参議院選挙で与党が過半数を確保できないとの観測も円売りにつながっている。
>>ドル高円安の流れ

英失業率が4.7%に上昇、3年ぶり高水準-追加利下げの論拠強める

経済指標 

米国 7月17日 21:30発表

  • 6月小売売上高(前月比) 前回 -0.9% 予想 0.0% 結果0.6%
  • 6月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回 -0.3% 予想 0.2% 結果 0.5% 
  • 前週分新規失業保険申請件数 前回 22.7万件 予想 23.5万件 結果 22.1万人
  • 前週分失業保険継続受給者数 前回 196.5万件 予想  196.5万件 結果 195.6万人
  • 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前回 -0.4 予想 -0.1 結果 15.9

英国 7月17日 15:00発表 5月失業保険 予想4.6% 結果4.7%

欧州 7月17日 18:00発表 6月消費者物価指数HICPコア(前年同月比)予想2.3% 結果2.3%

日本 7月18日 朝8:30発表 6月全国消費者物価指数(CPI) 意外と動く可能性があります。

環境認識

値動きは高止まりとなりました。ニューヨーク時間前にすでに上昇し、指標発表後は小動きでした。

 ドル円の日足チャート。昨日の下落が巻き戻されました。7/18 6:00のレートは148.60、直近高値は149.18、直近安値は7/10の145.75となっている。

今日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 参議院選挙

 日本の参議院選挙の開票日が7/20となっており、与党である自民党・公明党が苦戦します。選挙後は「給付」や「減税」が実施となり、そのための財政拡大懸念があります。選挙結果に関わらず円安傾向となりそうです。

シナリオ② 日米関税

 8/1より、日本から米国への輸入品について、関税が課されます。自動車・鉄鋼部門に25%、相互関税25%となっています。これにより、米国での需要減少となり、関連する日本国内の企業は苦境に立たされます。8/1までに交渉して回避することは困難と予想されます。

シナリオ③ 政策金利

 米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の7月末FOMCの政策金利は据置の予想となっています。
 日本では、政策金利維持とみられています。

まとめ

 本日は、昨日の米小売売上高の結果と今後に向けてとシナリオを想定しました。

今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいている
2、日本の状況は円安傾向 参議院選挙後の政策、関税
となります。これらがベースとなって新たな要因と値動きを考えていきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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