今週は、経済指標が多く予定されています。方向の変化やボラティリティに注意が必要です。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%
12/10 米FOMC -0.25%利下げ 3.50-3.75%
FedWatch 1月 0.25利下げ 26.6% (前日 24.4%)
次回利下げ 3月
最終目標 2.75-3.00%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【今朝の5本】
【日本市況】 オラクル発AI懸念で株下落-日銀会合前に超長期金利上昇
18日の日本市場は株式が大幅下落。米国で人工知能(AI)関連の巨額投資や資金調達を巡る懸念が再び強まり、ハイテク株を中心に売られた流れが波及した。債券は超長期金利が上昇、円は対ドルでやや下落した。
【欧州市況】 英中銀の利下げ慎重姿勢が想定外、債券売り-株は最高値
18日の欧州債券市場は、イングランド銀行(英中央銀行)が示した将来の利下げ見通しが市場の期待よりタカ派的だったことを受け、英国債が売られた。
欧州株は史上最高値で取引を終えた。同日発表された11月の米消費者物価指数(CPI)で物価の伸びの鈍化がみられた一方、ECBが欧州経済の成長が加速するとの予測を示したためだ。
米国市況
【米国市況】 株が反発し利回り低下、CPI鈍化で追加利下げ観測強まる
株式
18日の米株式相場は反発。米消費者物価指数(CPI)が予想外に鈍化したことを受けて2026年の米利下げ観測が強まり、相場を押し上げた。
債権
米国債相場は上昇(利回り低下)。米CPIが予想を下回る伸びにとどまったことを受け、FRBが来年少なくとも2回の利下げを実施するとの見方が強まった。
為替
ニューヨーク外国為替市場で、ドル指数は前日とほぼ変わらず。CPI発表後に一時0.2%下げたが、その後に持ち直した。
原油
ニューヨーク原油相場は小幅続伸。供給過剰見通しで下押しされてきた相場を、ベネズエラとロシアを巡る地政学リスクが支える格好となった。
原油が豊富なベネズエラで米国が軍事行動に踏み切る可能性が浮上し、供給不安が高まっている。トランプ大統領は16日、ベネズエラを出入りする制裁対象タンカーの封鎖を命じたが、テレビ演説ではその後の行動計画について具体的な説明は避けた。
米国はまた、ロシアがウクライナとの和平合意を拒否する場合に備え、ロシアのエネルギー部門を標的にした新たな制裁を準備している。
金(ゴールド)
スポット相場は小幅に下落。予想外に鈍化した米CPIが意識される中、過去最高値付近での推移となった。
金スポットは1オンス=4340ドル近辺で推移。一時4370ドル超に上昇する場面もあったが、その後上げを失った。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は先週、3会合連続となる利下げを決定。利息を生まない貴金属投資にとっては追い風となる。ただ、2026年に向けた金融緩和ペースについてはFOMCは明確な姿勢を示していない。市場では、1月の利下げ確率を約25%、4月までではほぼ完全に織り込んでいる。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米コアCPIは予想外に鈍化、4年ぶり低い伸び-政府閉鎖で算出には制約
・11月コアCPIは前年同月比2.6%上昇、予想3.0%上昇-9月は3.0%上昇
・住居費の主要項目が2カ月間でほぼ横ばい、エコノミストから疑問も
米新規失業保険申請は減少、休暇で振れ大きく-継続受給者は増加
・失業保険申請件数、1万3000件減の22万4000件-前週は大幅に増加
・週ごとの変動をならした4週移動平均は21万7500件とほぼ横ばい
18日
21:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 前回 4.00% 予想 3.75% 結果 3.75%
19:00 欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回 2.15% 予想 2.15% 結果 2.15%
22:30 米 11月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 % 予想 3.1% 結果 2.7%
前週分新規失業保険申請件数 前回 23.6万件 予想 22.5万件 結果 22.4万件
12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前回 -1.7 予想 3.0 結果 -10.2
本日の主要な経済指標
19日
8:30 日 11月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 % 予想 3.1% 結果
12:00 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 前回 0.50% 予想 0.75% 結果
15:30 植田和男日銀総裁、定例記者会見
テクニカル分析
通貨強弱

上は、18日の週の通貨強弱。主要通貨は小動き。
チャート分析

ドル円の日足チャート。12/19 6:00のレートは155.60。注目のラインは下が154.3、上は157.9となります。20MAはやや下がりました。

ドル円の週足。12月15日の週は実体の短い陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっていましたが直近は下がり傾向
1月 トランプ大統領就任
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
17日(水)までの要因は
1、1日に日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月16日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。
3、FOMCは0.25%を利下げした。反対票3、2026年度は利下げ1回の見通し
4、日銀は今週の会合で利上げの見通し
本日は、日銀の政策金利が発表される。日銀の利上げは織り込まれている。結果と総裁会見の内容やその後の値動きを見ていきたい。
シナリオ② 地政学リスク
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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