昨日は米PCEデフレータの指標が発表されました。予想をわずかに上回る結果となり、ドル円は停滞しました。週明けは、雇用統計やCPI、FOMCへ向けた動きとなっていきます。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
米雇用統計 8月雇用者数は2.2万人増、予想7.5万人増
米CPIはほぼ横ばいも 前年同月比は2.9% コアは3.1%
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
FedWatch 0.25利下げ 89.8% (前日 87.7%) 年内 2 回 最終目標 3.00-3.25%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【関税】
トランプ氏の医薬品100%関税、日本は免除へ-日米合意の軽減措置適用
トランプ米大統領が発表した新たな医薬品関税について、米国と医薬品に関する条項を含む合意を結んでいる国・地域は適用除外になると、ホワイトハウス当局者が明らかにした。日本や欧州連合(EU)などは、約束されていた軽減措置が適用される見通しだ。
日米の共同声明では、日本からの医薬品や半導体にかかる米国の関税率は、EUなど他国・地域に課す税率を上回らないと明記されている。
【米経済】
FRBバランスシート、可能な限り小さい方が望ましい-ボウマン副議長
リッチモンド連銀総裁、失業とインフレへのリスクいずれも限定的
【政治】
トランプ大統領、米政府閉鎖のリスクを一蹴-雇用統計発表に遅れも
政府の資金は4日後に枯渇する見通しだ。トランプ氏のこうした発言は、閉鎖を巡る攻防で共和党指導部が優位に立っているとの自信を反映している。
実際に政府機関が閉鎖となった場合、米労働省が今年示した運営上の緊急計画に従えば、10月3日に予定されている9月雇用統計の発表は延期される見通しだ。
【地政学】
プーチン大統領、多方面から揺さぶり-欧州は防衛体制の構築急ぐ
ロシアのプーチン大統領が西側諸国の不安定化を狙った取り組みを拡大している。欧州各国の首脳は脅威の規模について再評価を迫られており、新たな防衛体制の構築を急いでいる。
米国指標
【米国市況】 株反発、FRB利下げ維持との安心感-円は一時149円台前半
株式
26日の米株式相場は4日ぶりに反発。押し目買いの動きが広がった。この日発表された米インフレ指標は市場予想通りで、連邦準備制度理事会(FRB)に労働市場の減速に対応する余地を与えたとの見方が優勢となった。
債権
ニューヨーク外国為替市場ではドル指数が反落。PCE統計で個人消費の堅調さが示されたものの、市場の関心は来週の雇用統計に移っている。
為替
米国債市場では短期債が買われた。全般的に狭いレンジでの取引となった。
原油
ニューヨーク原油先物は反発。週間ベースでは6月中旬以来の大幅高を記録した。ウクライナでの戦争終結を迫る圧力が強まる中、ロシアの原油輸出見通しが不透明になっていることに加え、アルゴリズム取引が上昇に拍車をかけている。
金(ゴールド)
金相場は上昇し、週間ベースでは6週連続高。地政学的緊張の高まりや、金を裏付けとする上場投資信託(ETF)への資金流入、金融市場全般でのリスク回避姿勢が支えとなっている。
午後のニュース
日本市況
【日本市況】 本日休場
株式
債権
為替
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
26日
8:30 9月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
前回 2.5% 予想 2.8% 結果 2.5%
21:30 米8月個人消費支出(PCE)(前月比)
前回 0.5% 予想 0.5% 結果 0.6%
米 8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
前回 2.6% 予想 2.7% 結果 2.7%
23:00 米 9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回 55.4 予想 55.4 結果 55.1
米PCE統計、支出が予想上回る伸び-根強いインフレでも消費堅調
ミシガン大消費者指数、4カ月ぶり低水準-物価の家計への影響懸念
本日の主要な経済指標
テクニカル分析
通貨強弱

上図は9/26の通貨強弱。NY時間にポンド高、ドル安となっています。
値動き

ドル円は、小動き。
チャート分析

ドル円の日足チャート。9/26 6:00のレートは149.42で150をうかがう。短期の上限だった148.58が弱いサポートとなっています。意識される直近安値は9/17の145.47となっています。次の意識される上のラインは、8/1高値の150.92となります。レンジは8月雇用統計の前後日を除いて約2か月以上続いていました。
シナリオ構築
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 政策金利
9/17日のFOMCでの利下げは-0.25%となり、予想通りでした。今後の見通しは年内2回、次年1回の見通しとなり大口の見通しより「タカ」となりました。
日本銀行は19日の金融政策決定会合で、保有する上場投資信託(ETF)の市場への売却を全員一致で決めました。政策金利は0.5%程度に据え置くことを決定しました。
>>ドル円は149.19のレンジ上限を突破。PCEはほぼ予想通り、FOMC利下げ織り込みとの調整を見ていきます。利下げ観測が後退していけば、ドル円は上昇の流れが出てきます。
9/5 雇用統計は先月に続き悪化
9/12 CPIはほぼ予想通り
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 政策金利 0.50%
9/25 米GDP
9/26 米PCE
日単位(デイトレ向け)
本日休場
シナリオ②
参考 利食い 0.5円 損切 0.3円
シナリオ③ 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は見通しがなく、トランプ大統領が圧力強化発言。
NATOも領空侵犯に不快感。ウクライナはロシアの石油施設を攻撃。ロシアはウクライナ周辺国を領空侵犯するなど戦略を変更しています。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、シナリオ構築をおこない情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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