2025年8月2日【FX初心者】 米雇用統計は大荒れ。非農業部門雇用者数が減少と前回大幅下方修正でドル円大幅下落。

投資

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

1日21:30 米雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数(NFP)は、予想下振れ、更に前回の結果が14.7万人から1.4万人と1/10になる大幅修正で大幅なドル安の展開になりました。

ここまで
FOMC 金利維持 4.25-4.50% 反対2票(予想通り)パウエル議長会見で今後の利下げ次期の明確な示唆なし。 >>材料消化でドル高
    
日銀  金利0.5%を維持。今後の利上げ時期の示唆なし。>>材料消化して円安

米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正

前日の振返り

【米雇用統計】FOMCは政策転換余儀なくされる

米労働市場はこの3カ月で激変、雇用者数は月平均3.5万人しか増えず
 労働統計局の発表によれば、雇用者数の伸びは前月と前々月合わせて26万人近く下方修正された。これまで3カ月の平均はわずか3万5000人の増加で、コロナ禍後の最悪を記録した。

トランプ氏、労働統計局長を解任へ-雇用統計を「政治操作」と非難
トランプ米大統領は1日、米労働省労働統計局(BLS)のエリカ・マッケンターファー局長を解任するよう当局者らに指示したと明らかにした。7月の雇用統計発表から数時間後に投稿したもので、同雇用統計では雇用者の伸びがこの3カ月に大きく減速したことが示されていた。

【米国市況】円2%超上げて147円台、株は大幅安-雇用統計で大荒れ
 1日のニューヨーク外国為替市場では、円が対ドルで一時2%を超える大幅高を記録した。米雇用統計で雇用者数の伸び鈍化が示され、ドルが大きく売られた。
 短期金融市場では、年内2回の利下げが完全に織り込まれた。9月会合での利下げ確率は90%。雇用統計の発表前は40%未満だった。

経済指標結果

米国 21:30  非農業部門雇用者数 前回 14.7万人(1.4) 予想 10.7万人 結果 7.3万人 
   21:30  失業率 前回 4.1% 予想 4.2% 結果 4.2%
22:45 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)前回49.5 予想 49.7 結果 49.8
  23:00 7月ISM製造業景況指数 前回 49.0 予想 49.5 結果 48.0
  23:00 7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回 61.8 予想 62.0 結果 61.7

環境認識

値動きはニューヨーク時間の雇用統計発表で大幅下落となりました。

 ドル円の日足チャート。8/2 6:00のレートは147.38、米雇用統計の結果により前日の直近高値高値から一気に下落しました。意識される直近安値は7/24の145.85となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。

今日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 政策金利

FOMC 政策金利維持 4.25-4.50% 次回利下げ明言せず>>ドル高要因 
日銀 政策金利維持 0.50% 次回利上げ明言せず>>円安要因
金利要因ではドル円上昇⇧

シナリオ② 雇用統計

 今回の雇用統計の非農業部門雇用者数が減少しただけでなく、下方修正により大幅に雇用者が減少していることが明らかになりました。この下方修正はFOMCの結果を左右するレベルとなり、利下げ観測が加速となりそうです。
 >>ドル安継続 ドル円⇩

まとめ

 本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。

今後について
1、雇用統計の結果が大幅下方修正
  >>FOMCの結果が覆り、ドル安加速
  >>材料出尽くしてドル
  8/1の雇用統計でドル高加速あり

2、日本の状況
  石破首相は続投を表明。
  12:00頃 日銀の政策金利は維持0.5% 15:00 総裁会見で今後の利上げ遠のく
  >>円安

となります。今後は8/12の米CPIが注目となります。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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