*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
31日早朝3:00 FOMC政策金利は維持を発表。その後パウエル議長会見がおこなわれ、内容は大方の予想通りとなりました。12:00頃 日銀政策金利発表と15:30 植田総裁会見がありました。こちらもほぼ予想どおりでした。
注目
FOMC 金利維持 4.25-4.50% 反対2票(予想通り)パウエル議長会見で今後の利下げ次期の明確な示唆なし。 >>材料消化でドル高
日銀 金利0.5%を維持。今後の利上げ時期の示唆なし。>>材料消化して円安
前日の振返り
【日本市況】円が上昇、日銀は物価見通しを引き上げ
31日の日本市場では円が上昇。日本銀行がこの日の金融政策決定会合で政策金利を据え置き、物価見通しを引き上げたことで利上げ期待が高まった。株式は日経平均株価が400円以上値上がりした。債券は先物が小幅高で終了。日銀は31日、政策金利を0.5%程度に据え置いた。経済・物価情勢の展望(展望リポート)では2025年度の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)見通しを2.2%上昇から2.7%上昇に引き上げた。物価見通しのリスクは「おおむね上下にバランスしている」に上方修正した。
【米国市況】日米金利差意識で円売り、3月以来の150円台後半-株下落
31日のニューヨーク外国為替市場で、円はドルに対して続落。3月28日以来となる1ドル=150円台後半で推移した。日米の金融政策決定会合を受け、両国の金利差がすぐには縮まらないとの見方から円売り・ドル買いが優勢となった。
米PCE統計、コア価格指数の伸び加速-支出は微増にとどまる
6月の米個人消費支出(PCE)統計では、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視するコア価格指数の前月比の伸びが加速。一方で支出は微増にとどまり、利下げへの道筋を巡って金融当局内の見解を二分する力が働いていることが改めて浮き彫りとなった。
経済指標結果
米 21:30 6月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
前回 2.4% 予想 2.5% 結果 2.6%
米 21:30 6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回 2.8% 予想 2.7% 結果 2.8%
米 21:30 前週分新規失業保険申請件数 前回 21.7万人 予想 22.3万人 結果 21.8万人
米 21:30 前週分失業保険継続受給者数 前回 194.6万人 予想 195.3万人 結果 194.6万人
環境認識

値動きは東京時間は下落。ロンドン時間は上昇、ニューヨーク時間も上昇でした。7/1が最安値、7/31が最高値となりました。

ドル円の日足チャート。8/1 6:00のレートは150.81、前日の直近高値を更新、200MA直前を上抜けました。直近安値は7/24の145.85となっています。FOMCほぼ予想通り、日銀もほぼ予想通りでドル高円安となっています。次の意識されるラインは、3月高値の151.2、その上は2/12高値の154.8となります。
今日の動き
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今後の動き
シナリオ① 政策金利
FOMC 政策金利維持 4.25-4.50% 次回利下げ明言せず>>ドル高要因
日銀 政策金利維持 0.50% 次回利上げ明言せず>>円安要因
金利要因ではドル円上昇⇧
シナリオ② 関税再開
8/1 現地時間 午後1時(日本時間 午前2時)から関税が再開されます。直前・直後の情報に注意します。
シナリオ③ 経済指標
1日 米国 21:30 雇用統計 内容良好ならドル高を加速。予想は悪化となっている。
22:45 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
23:00 7月ISM製造業景況指数
23:00 7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
>>指標が多く総合的に判断します。
まとめ
本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。
今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利は維持でやや利下げは遠のいている
>>材料出尽くしてドル高
8/1の雇用統計でドル高加速あり
2、日本の状況
石破首相は続投を表明。
12:00頃 日銀の政策金利は維持0.5% 15:00 総裁会見で今後の利上げ遠のく
>>材料出尽くして円安
となります。本日は米雇用統計に注目です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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