*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
先週末の雇用統計の結果により、ドルは大幅に下落しました。週明けはこの流れが継続するのか注目が集まりましたが、ここまで方向感ない1週間でした。関税に関しては、日米の合意内容と齟齬があることが判明しました。これに関して赤沢大臣が渡米して関係者と協議をおこないました。赤沢氏によれば速やかに解消されるとのとこですが米国からの正式発表はありません。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
前週分新規失業保険申請件数 前回より0.7万人増加
前日の振返り
【日米関税】
日本側の主張
・既存税率が15%以内の品目は15%、既存税率が15%以上の品目は追加なし
・自動車・自動車関連部品は15%
施行された関税
・一般品目のすべてに15%課税
・自動車・自動車関連部品は明記なしで27.5%
赤沢氏によれば日本側の主張は認められ、速やかに是正されるとのこと。(米国政府からの正式発表は現時点でない)
【日本市況】
赤沢氏は渡米し、関係閣僚と協議の結果、関税は日本の主張する内容に訂正される。
>>関税懸念は後退
・株式 日経平均株価は、4万2000円に到達
・債権 債権相場は下落。日銀政策の様子見解除観測
・為替 FRB理事にミラン氏、石破首相続投、日米関税などがあるものの小動き
【米国市況】
米露首脳会談や来週の米CPIに関心は移る
・株式 ハイテク7社の指数が最高値を更新
・債権 債権相場は下落。関心は利下げからCPIへ
・為替 ドル指数は横ばい
経済指標結果
環境認識

値動きは、材料なくレンジです。

ドル円の日足チャート。8/9 6:00のレートは147.70、現在は落ち着いた値動きとなっています。意識される直近安値は7/24の145.85となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
週明けの動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今後の動き
シナリオ① 政策金利
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円安要因
シナリオ② 米CPI
12日 発表の米CPIが大きく上昇している場合、利下げ観測は遠のく(特に10月)
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
2、12日の米CPI
>>上振れなら利下げ観測後退でドル高要因
となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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記:しまてつ
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ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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