【朝刊】2025年12月15日【FX初心者】今週は経済指標多く、変化に注意。今日は日銀短観

投資

 今週は、経済指標が多く予定されています。方向の変化やボラティリティに注意が必要です。本日は日銀短観があり、円の方向を確認したいところです。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%
12/10 米FOMC -0.25%利下げ 3.50-3.75%

FedWatch 1月 0.25利下げ 24.4% (前日 24.4%)
      次回利下げ 4月
      最終目標 2.75-3.00%

ファンダメンタルズ

朝のニュース

先進国の利下げサイクル失速、2025年終盤の金融政策で鮮明に
米連邦準備制度が10日、0.25ポイントの利下げを決めた後、さらなる引き下げを巡る見通しが不透明なことがある。トランプ米大統領の関税措置に対し、世界経済が想定以上の耐性を示しているとの見方も影響している。
  18日と19日に予定される金融政策決定では、イングランド銀行(英中央銀行)で予想される利下げが特に注目を集めそうだ。利下げ局面で最後の動きになるかを見極める手がかりとして、市場は結果を注視している。
 一方、欧州中央銀行(ECB)は成長率予測を上方修正する見通しで、5月以降続けてきた、一時的な据え置き姿勢が定着するとみられている。ラガルド総裁への質疑応答では、利上げへの転換時期が焦点となりそうだ。
 他の欧州4カ国の中央銀行は金利据え置きが見込まれている。一方、日本銀行は利上げが広く予想されている。

【今朝の5本】
「ハヌカ」初日
シドニーのボンダイビーチで14日夕、武装した複数の人物が発砲し、銃撃犯1人を含む16人が死亡した。ユダヤ教の祝祭「ハヌカ」の初日を祝うために集まっていた人々を狙った、オーストラリアで最悪級のテロリスト攻撃となった。
高揚感続くか
ChatGPTの登場で世界が人工知能(AI)への高揚感に包まれてから3年、投資マネーはAIに流入し続けているが、良い時代がいつまで続くのか懐疑的な声も増えている。最近の株式市場ではエヌビディアの下落や、AI関連の支出増大を発表したオラクルの急落などがあった。投資家はバブルがはじける前にAI関連投資を抑えるか、それとも技術革新に賭けるかを議論している。
ウクライナの譲歩
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる将来的な侵攻を防ぐ手段として、北大西洋条約機構(NATO)加盟という長期目標に代わる形で、米欧による安全保障を受け入れる可能性を示唆した。
最終的に独立維持
米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長に自身が選ばれた場合は、トランプ大統領の政策的見解を考慮するだろうと述べた。同時に、政策金利に関するFRBの判断においては独立性が保たれるとの見解を示した。
米国は「報復」へ
シリアで米軍兵士2人と通訳1人が武装組織「イスラム国(IS)」に攻撃されて死亡した事件について、トランプ米大統領は「厳しい報復」を予告した。

【日本市況】 前日休場

【欧州市況】 前日休場

米国市況

【米国市況】 前日休場

株式

債権
 

為替

原油

金(ゴールド)
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

本日の主要な経済指標

15日
8:50 日 10-12月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 前回 14 予想 15 結果
22:30 米 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回 18.7 予想 10.0 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、8日から12日の週の通貨強弱。スイスフランが買い、円が売りとなっています。FOMC後にドル安となっています。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。12/13 6:00のレートは155.80。20MA下。注目のラインは下が154.3、上は157.9ですが、11日は157円で反発しています。

 ドル円の週足。12月8日の週は上ヒゲの短い陽線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっていましたが直近は下がり傾向

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念

シナリオ構築

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月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

12日(金)までの要因は
1、1日に日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月16日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。
3、FOMCは0.25%を利下げした。反対票3、2026年度は利下げ1回の見通し
4、12/11発表の米新規失業申請件数は増加した。

 FOMC利下げが発表され、これは予想通り。来週の日銀の利上げは織り込まれている。ドル円日足チャートは高値の下がりラインを上にブレイクしてやや戻った形。新規失業保険申請件数が増加したことで労働環境の悪化と市場が判断すれば、ドル安に進む。

 
シナリオ② 地政学リスク

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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記:しまてつ

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CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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