【朝刊】2026年4月3日【FX初心者】ドル円は上昇。イラン戦争終結の期待は後退。今夜は米雇用統計

投資

トランプ米大統領が前日の演説で、米国は今後2-3週間でイランに対し「極めて強力な攻撃」を行うと表明し、終結の期待は後退した。これにより原油価格は大幅上昇した。今夜は米雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数変化(NFP)は前回の-9.2万人から6.5万人の増加が見込まれている。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%

FedWatch 4月 0.25利上げ 0.5% (前日 2.6%) 
      年内は維持
      最終目標 

ファンダメンタルズ

【今朝の5本】

膠着続く
ホルムズ海峡再開に向けた各国の取り組みは困難さを増し、膠着状態が続いている。トランプ氏は「イラン最大の橋は崩れ落ち、二度と使われることはない。さらに続く」とSNSに投稿。イランのファルス通信はこれに先立ち、テヘランとカラジを結ぶ橋を含む複数の標的が空爆を受けたと報じた。イランは海峡の通航を監視するため、オマーンと協定案を策定している。日本など約35カ国の外相はオンライン会合で同海峡の航行の自由回復に向けた対応策を協議。茂木敏充外相によると、日本は国際海事機関(IMO)に海上回廊の設置を提案していると説明し、協力を呼びかけた。米原油先物は1バレル110ドルを上回った。

また償還制限
米オルタナティブ資産運用会社ブルー・アウル・キャピタルは、プライベートクレジットのファンド2本で償還を制限する。360億ドル(約5兆7300億円)規模のファンドで1-3月に21.9%、より小規模なハイテク特化型ファンドでは40.7%の解約請求がそれぞれあった。いずれも過去には5%の限度を上回る請求に応じてきたが、同業他社に倣い、償還をその水準に制限する。1兆8000億ドルの同市場では解約請求が前例のない規模に広がっている。

「テスラキラー」
多くの自動車メーカーが電気自動車(EV)の投入計画を見直す中、トヨタ自動車はEVユーザーが着実に増えると判断し、投入モデルを段階的に広げる。同社北米事業のマーク・テンプリン最高執行責任者(COO)は、次世代EVについて「テスラキラーになり得る」と自信を見せる。

司法長官解任
ボンディ米司法長官が退任する。トランプ大統領の政策遂行でつまずき、波乱の任期に終止符を打つ。トランプ氏はSNSへの投稿で、「われわれはパム(ボンディ氏)を高く評価しており、彼女は近く発表される民間部門の極めて重要な新たな職に移る」と述べた。ブランチ司法副長官が長官代行を務めるという。

成績マイナス
 安定したリターンで知られるヘッジファンド世界大手の一部で、3月の成績がマイナスに陥った。中東の戦争がエネルギー、債券、株式の各市場を揺るがしたあおりで、トレーダーは過密したポジションの解消を迫られた。
 一方で、際立つ成績をあげた勝ち組もいた。

注目ニュース

トランプ政権、鉄鋼・アルミ・銅製品の関税簡素化-50%税率は維持

【欧州市況】

株・債券とも下げ縮小、週間で株式指数は1年ぶり大幅高

欧州国債
欧州債も下げを縮小。英国債は午前の下げをほぼ埋めた。イランのホルムズ海峡通航についての計画が同様に好感された。
市場ではイングランド銀行(英中央銀行)が今月の政策判断で金利を3.75%に据え置くと見込まれているが、年末までに2回の利上げがあるとみている。

欧州株式
2日の欧州株は下げを大きく縮小して取引を終えた。イランがホルムズ海峡の通航を監視する協定案の策定をオマーンと進めていると報じられ、週間ではほぼ1年ぶりの大幅上昇となった。
ストックス欧州600指数は0.2%下落。1.6%安まで下げた場面もあった。週間上昇率は3.7%と、昨年4月以来の大きさを記録した。

【米国市況】

S&P500が小幅高、ホルムズ海峡巡る報道で-159円台後半

米国株式
2日の米株式市場でS&P500種株価指数は小幅高。大幅安で取引を開始したが、その後下げを埋めて最終的にプラス圏で終了した。ホルムズ海峡や中東戦争を巡る新たな動きが意識された。
1日夜のトランプ大統領の演説が中東戦争の早期終結への期待を高める内容とはならなかったことから、2日の米国株は序盤に大幅安となっていた。

米国債
米国債は小幅高。朝方下げていたが、反転した。エネルギー価格の急騰が経済成長の足かせとなるリスクに投資家の関心が移った。

為替
外国為替市場ではブルームバーグのドル指数が3日ぶりに反発。トランプ氏は、イラン戦争は終結に「非常に近い」と述べた一方で、今後2-3週間でイランに対し「極めて強力な攻撃」を行うと表明した。主要10通貨は全て、ドルに対して下落した。
円は対ドルで軟調。1ドル=159円前半から後半で推移した。

原油
原油相場は反発。トランプ氏が行った前日の演説で、戦争の早期終結期待が後退した。ホルムズ海峡を通過するエネルギー供給の混乱が長期化するとの懸念が続いた。

金(ゴールド)
金スポット価格は5営業日ぶりに下落。トランプ氏が行った前日夜の演説では、中東での紛争解決に向けた明確な見通しがほとんど示されず、原油やドルが上昇したことが響いた。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米失業保険申請件数は減少、2年ぶり低水準付近-レイオフ抑制続く

4月2日
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 21.0万件(21.1) 予想 21.2万件 結果 20.2万件
21:30 米 前週分失業保険継続受給者数 前回 181.9万人(181.6) 予想 183.6万人 結果 184.1 万人

本日の主要な経済指標

4月3日
21:30 米 3月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回 -9.2万人 予想 6.5万人 結果 万人
      3月失業率 前回 4.4% 予想 4.4% 結果 %

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、2日の通貨強弱。ドルが買い、豪ドル・ニュージードルが売りとなりました

チャート分析

 ドル円の日足チャート。4/2 6:00のレートは159.56。注目ラインは上は160.23。下は157.67となります。160以上は介入警戒のレベル。

 ドル円の週足。3月23日の週は下ヒゲが長い陰線。先週は4週連続の上昇が止まりましたがまた上昇。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。

8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。中東リスク激化、原油危機

シナリオ構築

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月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%

経済指標は、イラン戦争にかき消される状況となっています。しかし今後のために主要な経済指標の結果は確認しておきましょう。今夜は雇用統計があります。

シナリオ② 地政学リスク

米がイラン戦争撤退を示唆も意見揺れる。情報確認は慎重にしたいところ。

ホルムズ海峡巡り膠着続く、トランプ氏再び警告-イランは協定を模索
トランプ氏、動画と共にイラン攻撃の意向を投稿-合意するよう圧力
国連安保理、3日にも海峡再開に向けた措置を支持する決議案採決へ

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)

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