*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
先週末の雇用統計の結果により、ドルは大幅に下落しました。週明けはこの流れが継続するのか注目が集まりましたが、ここまで方向感なく材料待ちとなっています。関税に関しては、日米の合意内容とアンリか大統領令に相違があることが判明しました。自動車に関しては記載がなく現状27.5%となっています。また、一般部門が15%の追加となるようです。これに関して赤沢大臣が渡米して協議をおこなうようです。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
前日の振返り
トランプ米政権、国別の一律関税発動-国際貿易再編の新たな節目
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の推計によれば、今回の関税措置により米国の平均関税率は昨年の2.3%から15.2%に大幅上昇し、第2次大戦中以降で最も高くなる。
今後数カ月は、関税制度が米経済に劇的な変化をもたらすというトランプ大統領の主張と、それに異を唱える反対派の予測のどちらが現実になるか試される。トランプ氏、半導体への100%関税賦課を表明-米に生産移転なら除外
トランプ氏、医薬品関税は「250%にする」
土壇場で日米間の解釈の差が表面化、上乗せの可能性-対日15%関税発動
一律関税では、日本側は既存の税率が15%以上の品目には課されないとし、それ以外の品目は15%になるとの認識だが、米国で発出された大統領令にはそうした記述がない。
日本にとっての最優先課題は基幹産業である自動車・自動車部品への関税だ。15%に引き下げる合意の実施時期は不透明なまま。
【日本市況】TOPIX最高値圏、決算堅調で内需に買い-債券上昇
円相場は1ドル=147円台で推移。日米関税合意を巡る懸念が円の重しとなる半面、米国の利下げ観測や連邦準備制度理事会(FRB)の人事を巡る不透明感などがドルの上値を抑えており、方向感に乏しい展開が続いている。
【米国市況】S&P500、過熱感で小反落-FRB理事人事でドル下落
ドルは日中は買い優勢となっていたが、ニューヨーク時間午後3時半ごろにFRB理事の人事を巡るニュースが伝わると、下げに転じた。トランプ米大統領はミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長をFRB理事候補に指名した。
経済指標結果
7日 20:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.25%利下げ 4.00%
7日 21:30 前週分新規失業保険申請件数 前回 21.9万人 予想 22.1万人 結果 22.6万人
前週分失業保険継続受給者数 前回 193.6万人 予想 195.0万人 結果 197.4万人
環境認識

値動きは、レンジです。

ドル円の日足チャート。8/8 6:00のレートは147.10、現在は落ち着いた値動きとなっています。意識される直近安値は7/24の145.85となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
今日の動き
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今後の動き
シナリオ① 政策金利
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円安要因
シナリオ② 米CPI
12日 発表の米CPIが大きく上昇している場合、利下げ観測は遠のく(特に10月)
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
2、12日の米CPI
>>上振れなら利下げ観測後退でドル高要因
となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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