今月のFOMC前に雇用統計は発表されませんので、今夜のADP雇用統計は参考となります。今月のFRB利下げは80%以上織り込まれています。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%
FedWatch 12月 0.25利下げ 89.2% (前日 85.4%)
次回利下げ 4月
最終目標 2.75-3.00%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
トランプ氏、次期FRB議長候補を来年初めに指名へ-ハセット氏を称賛
【米経済】
米小規模事業者の破産申請が過去最多に増加-金利高や消費鈍化が圧迫
FRB当局者、中立金利見通しで異例の大分裂-利下げ論議にも影響
【日本市況】 債券上昇、10年入札を無事通過し買い安心感-株式小反発
2日の日本市場で債券は上昇。警戒感の強かった10年国債入札を無事に終えたことで買い安心感が広がった。株式は小幅に反発、円は対ドルで155円台後半に下落した。
【欧州市況】 株は小幅高、金利や米景気を意識-国債ほぼ変わらず
2日の欧州株は小幅高。一時の上げを縮小した。投資家は金利見通しや米景気を意識した。
中国、日本に絡む問題でロシアと合意-第2次大戦の勝利「断固」堅持
ロシアはウクライナ支援国の船舶攻撃を検討する可能性-プーチン氏
地上攻撃「かなり近い」、トランプ氏が麻薬対策の軍事作戦拡大に意欲
トランプ米大統領はベネズエラなどの麻薬組織を標的に、近く地上攻撃に踏み切る意向を示唆した。米国防総省はカリブ海と東太平洋で「麻薬密輸船」を攻撃している。
米国指標
【米国市況】 S&P500が小反発、ビットコイン急伸も慎重ムード-円下落
株式
2日の米株式相場は小反発。 暗号資産(仮想通貨)が前日に売られた後、大きく持ち直したにもかかわらず、S&P500種株価指数の回復は小幅にとどまった。
債権
米国債は安定を取り戻し、10年債はほぼ変わらず。2年債は上昇した。相場を動かす材料は乏しかったものの、次期FRB議長人事に引き続き注目が集まっている。
為替
外国為替市場では円が4営業日ぶりに下落。日本銀行の植田和男総裁が今月の利上げを示唆したことによる影響は薄れた。円は対ドルで一時0.5%安の1ドル=156円18銭まで売られた。
原油
ニューヨーク原油先物は反落。不安定な値動きが目立った。ロシアのプーチン大統領がウクライナ支援国のタンカー攻撃を検討する可能性に言及。供給に支障が生じるとの思惑から、プラス圏に浮上する場面もあった。
金(ゴールド)
金スポット価格は続落。一方、前日に最高値をつけていた銀スポット価格も下落した。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
2日
19:00 欧州 11月失業率 前回 6.3% 予想 6.3% 結果 6.4%
19:00 欧州 11月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
前回 2.1% 予想 2.1% 結果 2.2%
本日の主要な経済指標
3日
17:55 欧州 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
22:15 米 11月ADP雇用統計(前月比) 前回 4.2万人 予想 1.0万人 結果
23:45 米 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
24:00 米 11月ISM非製造業景況指数(総合) 前回 52.4% 予想 52.1% 結果
テクニカル分析
通貨強弱

上は、2日の通貨強弱。円が売り。豪ドルに買い、他は小動きとなりました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。12/3 6:00のレートは155.83。17日に実態が155円超えて,ドル高、クロス円全体が円安となっていました。ドル円は下落傾向も2日は反発しました。

ドル円の週足。今週は上ヒゲの短い陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。今週は大きめの陽線で終了。
1月 トランプ大統領就任
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
2日(火)までの要因は
1、1日に日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月18日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。
12月のFOMC利下げ観測は89%、日本は円安に対しては牽制してくるので157円で頭打ちを意識したい。市場は日銀の利上げを織り込みつつある。ドル円日足チャートは上昇ラインの下にブレイクしたので、下方向を意識したい。一方押し目とみて反発も考えられる。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米ウクライナの和平協議が行われる予定
>>米ロシアも和平協議が予定されている
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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