【朝刊】2025年12月2日【FX初心者】ドル円は下落。日銀総裁が利上げの可能性を示唆。

投資

 日銀植田総裁が利上げの可能性を示唆したことで、円高となりました。ドル円は一時154円台となりました。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%

FedWatch 12月 0.25利下げ 85.4% (前日 87.4%)
      最終目標 2.75-3.00%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】

【米経済】

【日本市況】 債券と株大幅安、日銀総裁発言で12月利上げ観測-円上昇
 1日の日本市場は債券が大幅下落。日本銀行の植田和男総裁の講演を受けて今月の利上げ観測が高まり、金融政策に敏感に反応する新発2年債利回りが17年ぶりに1%台に乗せたのをはじめ、幅広く金利が上昇した。円は対ドルで155円台半ばまで買われ、株式は大幅反落した。
 植田総裁は18、19日の金融政策決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と述べた。総裁は今年1月、全国地方銀行協会の新年の集いであいさつした際、翌週の決定会合で米新政権の政策や春闘の賃金動向などを精査し、追加利上げを行うかどうか判断すると明言。同会合で利上げに踏み切った。

【欧州市況】 下落、エアバスや防衛関連株に売り-国債は軒並み下落
 1日の欧州株は下落。防衛関連銘柄が売られた。欧州の航空機メーカー、エアバスは5.8%下落。主力機A320のソフトウエア不具合が報じられたことが嫌気された。この日の欧州債は軒並み下落した。

ビットコイン売り再燃、一時8.3万ドル台-円キャリー巻き戻しも警戒

米国指標

【米国市況】 円上昇、日銀利上げ観測で一時154円67銭-国債・株は下落

株式
 株式相場は反落。暗号資産(仮想通貨)の売りが広がる中、リスクの高い資産が敬遠された。S&P500種株価指数は前月までに月間ベースで2021年以来最長の連騰を記録したが、この日は上げ一服となった。一時は6800を割り込む場面もあった。

債権
 米国債は下落(利回りは上昇)。メルクなどの社債発行が急増したことが相場を圧迫した。

為替
 1日の外国為替市場では円が主要通貨に対して上昇。日本銀行の植田和男総裁の講演を受けて今月の利上げ観測が高まり、アジア時間に円が買われた流れを引き継いだ。
 円は対ドルで一時1%近く上げて1ドル=154円67銭と、日中ベースで10月10日以来の大幅高となった。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は反発。週末のウクライナ攻撃を受けて、カザフスタンの油田とロシア黒海沿岸を結ぶ主要パイプラインの係留設備1基が損傷し、積載を停止したことが押し上げ要因となった。

金(ゴールド)
 金スポット相場は小幅安。一方、供給逼迫(ひっぱく)を背景に、銀スポット価格は過去最高値を更新した。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米ISM製造業景況指数、4カ月ぶりの大幅縮小-新規受注が落ち込む

1日
10:05 日 植田和男日銀総裁、発言
17:50 欧州 製造業PMI
22:45 米国 11月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
24:00 米国 11月ISM製造業景況指数 前回 48.7% 予想 49.0% 結果 48.2

本日の主要な経済指標

2日
19:00 欧州 11月失業率 前回 6.3% 予想 6.3% 結果
19:00 欧州 11月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
        前回 2.1% 予想 2.1% 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、1日の通貨強弱。円が買い。他は小動き。22時台にややドル売りとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。12/1 6:00のレートは155.51。一時155を下回りました。17日に実態が155円超えて,ドル高、クロス円全体が円安となっていましたが下にブレイクするのか。152.8円の下ラインに近づくのか注視します。一方反発した場合は158円が上のラインとなります。

ドル円の週足。今週は上ヒゲの短い陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。今週は大きめの陽線で終了。

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任

シナリオ構築

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月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

1日(月)までの要因は
1、ドル円は下落。一時154円台、日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月18日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。

 12月のFOMC利下げ観測は85%、日本は円安に対しては牽制してくるので157円で頭打ちを意識したい。市場は日銀の利上げを織り込みつつある。ドル円日足チャートは上昇ラインの下にブレイクしたので、下方向を意識したい。一方押し目とみて反発も考えられる。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米ウクライナの和平協議が行われる予定
>>米ロシアも和平協議が予定されている

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

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記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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