【朝刊】2025年12月4日【FX初心者】ドル円は下落。ADP雇用統計は悪化。今夜は失業保険。

投資

 

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%

FedWatch 12月 0.25利下げ 89.0% (前日 89.2%)
      次回利下げ 4月
      最終目標 2.75-3.00%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
ベッセント氏、連銀総裁人事で新規則を提唱-就任前の居住が条件

【米経済】
ラトニック米商務長官、台湾からの大型投資に期待-頼総統は課題指摘
米テク株出遅れ、S&P500反発に乗れず-AI投資やバリュエーション警戒

【日本市況】 金利上昇が再加速、日銀と財政警戒-日経平均500円超高
3日の日本市場は債券が下落(金利は上昇)。日本銀行の早期利上げと高市政権の財政拡大に対する警戒が強く、売りが広がった。
 株式は前日の米国テクノロジー株が買われたことやリスク資産のビットコインの反発を受け投資家心理が改善し、日経平均株価が500円超上昇。円は対ドルで155円台半ばとやや強含んだ。
 市場の金融政策見通しを反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)が織り込む日銀の12月の利上げ確率は80%超となっている。

【欧州市況】 株は小幅高、イタリア・ドイツ債スプレッドが縮小
 3日の欧州株は小幅高。ストックス欧州600指数は約0.1%上昇。一時は0.5%高まで買い進まれていた。
 この日は小売り関連株が上昇した一方、保険株は下落した。ウクライナでの戦争終結を目指す米国・ロシアの和平案協議は合意に結びつかず、欧州の防衛関連銘柄は下落した。

米国指標

【米国市況】 株・国債が上昇、雇用減で利下げ観測強まる-ドル全面安

株式
 3日の米株式相場は続伸。雇用市場減速の兆しがさらに示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年最後となる来週の会合で利下げに踏み切るとの見方が強まった。米国債利回りは低下。円は対ドルで上昇した。

債権
 米国債は上昇(利回りは低下)。11月の米民間雇用者数が減少したことを受け、来週の利下げ観測が強まった。

為替
 外国為替市場ではドルが対主要通貨で全面安。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は9月以来の大幅下落となった。円は対ドルで上昇し、一時0.6%高の1ドル=155円01銭まで買われた。

原油
 ニューヨーク原油先物は反発。ウクライナ和平案を巡る米国とロシアの協議が合意に至らず、ロシア産原油への制裁措置が長期化するとの見方が強まった

金(ゴールド)
金スポット価格は小幅高。売り買いが交錯する不安定な値動きとなった。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

ADP米民間雇用者数、11月は予想外に減少-2023年以来の大幅減
 11月の米民間雇用者数は前月比で減少した。2023年の早い時期以来の大幅減となり、労働市場の軟化が一段と鮮明になってきたとの懸念が広がっている。

3日
17:55 欧州 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
22:15 米 11月ADP雇用統計(前月比) 前回 4.2万人(4.7) 予想 1.0万人 結果 -3.2万人
23:45 米 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
24:00 米 11月ISM非製造業景況指数(総合) 前回 52.4% 予想 52.1% 結果 52.6%

本日の主要な経済指標

4日
22:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 21.6万件 予想 22.0万件 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、3日の通貨強弱。ドルが売り。ポンドに買い、他は小動きとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。12/4 6:00のレートは155.21。17日に実態が155円超えて,ドル高、クロス円全体が円安となっていました。ドル円は下落傾向。

ドル円の週足。今週は上ヒゲの短い陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。今週は大きめの陽線で終了。

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

3日(火)までの要因は
1、1日に日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月18日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。

 12月のFOMC利下げ観測は89%、日本は円安に対しては牽制してくるので157円で頭打ちを意識したい。市場は日銀の利上げを織り込みつつある。ドル円日足チャートは上昇ラインの下にブレイクしたので、下方向を意識したい。一方押し目とみての反発に注意したい。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米ウクライナの和平協議が行われる予定
>>米ロシアも和平協議が予定されている

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

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記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

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