昨夜の米PCEデフレータは、9月度ながらほぼ予想通り、来週のFOMCの利下げを押す結果とななりました。その後の日銀の利上げも90%織り込まれた状況となっています。
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ここまで
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%
FedWatch 12月 0.25利下げ 87.2% (前日 87.0%)
次回利下げ 4月
最終目標 2.75-3.00%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
トランプ政権、欧州は「文明喪失の危機」と警告-国家安全保障戦略文書
【米経済】
マスク氏のスペースX、オープンAI上回る評価で株式売り出しへ-関係者
FRB利下げでも、景気浮揚効果は限定的な可能性-影響薄める外的要因
ウォール街、AIバブルのリスクに備え-テック大手の巨額投資続く
【日本市況】 円上げ拡大、日銀利上げ姿勢維持へ-金利上昇、株大幅安
5日の日本市場では日本銀行が利上げ継続姿勢を維持するとの報道を受けて円相場が上げ幅を拡大した。長期金利は上昇し、株式は大幅に反落。
【欧州市況】 株は2週連続上昇、米利下げ観測強まる-国債軟調
5日の欧州株はほぼ変わらず。週間ベースでは前週に続き上昇した。米国で発表された個人消費支出(PCE)統計を受け、来週の米利下げ観測が強まった。
米国指標
【米国市況】 国債が週間で8カ月ぶり大幅安、来年の利下げ観測揺らぐ
株式
米株式相場は小幅上昇。最高値の更新には至らなかった。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控え、積極的な動きは手控えられた。
債権
5日の米国債相場は下落(利回りは上昇)。週間ベースでは8カ月ぶりの大幅安となった。今週発表された米経済指標が強弱まちまちの内容となり、来年の利下げ幅に関する市場の見方が揺らいだ。
為替
外国為替市場で円は対ドルで小幅下落。ニューヨーク時間は1ドル=155円10-50銭のレンジでおおむね推移した。
原油
ニューヨーク原油先物は3日続伸。世界的な供給過剰への懸念はくすぶっているが、ウクライナ和平案を巡る協議でなお合意が見通せないことが追い風となった。
金(ゴールド)
金スポット価格はほぼ変わらず。一時は1.2%高の1オンス=4259.34ドルまで買われる場面もあったが、その後は前日終値近くまで押し戻されもみ合う展開となった。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米PCE統計、9月の消費支出は足踏み-価格指数は予想と一致
5日
19:00 欧朱 7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
前回 1.4% 予想 1.4% 結果 1.4%
24:00 米 12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回 51.0 予想 52.0 結果 53.3
24:00 米 9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 前回 2.7% 予想 2.8% 結果 2.8%
本日の主要な経済指標
テクニカル分析
通貨強弱

上は、5日の通貨強弱。スイスフランが売り。円に買い、他は小動きとなりました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。12/6 6:00のレートは155.29。17日に実態が155円超えて,ドル高、クロス円全体が円安となっています。ドル円は下落傾向。

ドル円の週足。今週は上ヒゲの短い陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっていましたが直近2週は連続高値切り下げ、今週は下ヒゲ陰線で終了。
1月 トランプ大統領就任
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
5日(金)までの要因は
1、1日に日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月18日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。
3、米9月度PECデフレータはほぼ予想通り、9月時点で個人消費は横ばい。FOMC利下げの判断の後押しとなる。
12月のFOMC利下げ観測は87%、市場は日銀の利上げを織り込みつつある。ドル円日足チャートは上昇ラインの下にブレイクしたので、下方向を意識したい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米ウクライナの和平協議が行われる予定
>>米ロシアも和平協議が予定されている
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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