【朝刊】2025年12月24日【FX初心者】ドル円は下落。

投資

 

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%
12/10 米FOMC -0.25%利下げ 3.50-3.75%
12/19 日銀 +0.25%利上げ 0.75%

FedWatch 1月 0.25利下げ 13.3% (前日 19.9%)
      次回利下げ 4月
      最終目標 2.75-3.00%

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【今朝の5本】
4.3%成長
米経済は7-9月(第3四半期)に2年ぶりの高い成長率を記録した。底堅い個人消費や企業設備投資に加え、貿易政策の落ち着きが寄与した。実質国内総生産(GDP)は前期比年率4.3%増加し、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値3.3%増を上回った。個人消費も市場予想を上回る3.5%増だった。トランプ大統領が打ち出した関税措置が一部撤回される中、米経済は個人消費が先導する形で年央を通じて勢いを維持したことが、今回のGDPでは示された。
関税見送り
米国は半導体分野で中国が不公正な貿易慣行に従事していると非難しながらも、少なくとも2027年半ばまでは中国製半導体の輸入に追加的な関税を課さない方針を示した。
過去最高値
ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は1トン=1万2000ドルを超え、過去最高値を更新した。深刻な供給障害やトランプ米大統領の関税政策に伴う貿易の混乱で、銅価格の年間上昇率は2009年以来の大きさを記録する勢いだ。23日の取引では2%高の1万2159.50ドルまで上値を伸ばし、年初来の上昇率は3割を超えた。
目標レンジ
ベッセント米財務長官は物価上昇率が連邦準備制度理事会(FRB)の2%目標水準に持続的に回帰すれば、同インフレ目標の見直しを支持する考えを示した。22日に公開されたポッドキャスト「All-In Podcast」のインタビューで「2%目標の達成は視野に入ると考えている。2%に戻った段階で、目標をレンジで設定する方がはるかに賢明かどうか、われわれは議論できる」と発言。「非常に活発な話し合い」が行われることになると続けた。
ミサイル30発余り
ウクライナ和平交渉が進行する一方で、ロシアはミサイルと無人機(ドローン)で大規模な攻撃を実施し、子供を含む複数の民間人が死亡、エネルギー施設が損傷した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、合計約650機のドローンと30発余りのミサイルが複数の地域を襲ったとし、攻撃は「交渉のさなかに」行われたと非難。米当局者とフロリダ州で和平案について交渉したウクライナの代表団は、ちょうど帰国したばかりだった。

【日本市況】 円が上昇、財務相の口先介入で一時155円台-債券も高い
 23日の日本市場は円の対ドル相場が一時155円台に上昇。片山さつき財務相が為替相場の急変動に対して市場介入も辞さない姿勢を示したことを受けて円が買われた。債券は上昇、株式は3日続伸した。

【欧州市況】フランス債が上昇、ノボノルディスク株は9%超える上げ
 23日の欧州債市場は軒並み上昇し、利回り曲線はフラット化した。クリスマス休暇前最後の取引で、フランス債の上げが目立った。
 ユーロ圏国債はこれでクリスマス前の取引を終え、その主要取引所ユーレックスは週内休場となる。

米国市況

【米国市況】S&P500最高値更新、GDP予想上回る伸び-ドル156円台前半

株式
 23日の米国株は薄商いの中で上昇。7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)など多くの経済指標を消化しつつ、S&P500種株価指数は最高値を更新した。

債権
 米国債は短期債を中心に値下がり。力強い米GDP統計を受けて2026年の利下げ期待が後退した。

為替
 ニューヨーク外国為替市場ではドルが値下がり。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時、10月以来の低水準を付けた。円は対ドルで堅調を維持した。

原油
 ニューヨーク原油相場は5営業日続伸。薄商いとなる中、需要の弱さよりも、ベネズエラからの出荷に対する米国の締め付けが意識された。

金(ゴールド)
 スポット相場は続伸。地政学情勢の緊迫化やさらなる米利下げ見通しを背景に、銀相場とともに再び最高値を更新した。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

7-9月米GDPは4.3%増、2年ぶり高成長-個人消費と設備投資堅調
米消費者信頼感指数、5カ月連続で低下-労働市場に悲観的な見方

23日
22:30 米国 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
       前回 3.8% 予想 3.2% 結果 4.3%
24:00 米国 12月リッチモンド連銀製造業指数 前回 -15 予想 -10 結果 -7
       12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
       前回 88.7(92.9) 予想 91.0 結果 89.1

本日の主要な経済指標

24日
8:50 日 日銀・金融政策決定会合議事要旨
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 前回 22.4万件 予想 22.3万件 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、23日の通貨強弱。東京時間に円高、ロンドン時間にドル安、ニューヨーク時間にややドル買戻しとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。12/23 6:00のレートは156.30。上のラインの157.9の手前から続落しました。

 ドル円の週足。12月15日の週は下ヒゲの陽線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっていましたが直近は下がり傾向から日銀のあとの上昇となりました。

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念

シナリオ構築

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月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

19日(金)までの要因は

1、FOMCは0.25%を利下げした。反対票3、2026年度は利下げ1回の見通し
2、日銀は0.25%利上げで 0.75%

 日銀の利上げ後の材料消化の円安と介入警戒で上下する週となりそうです。またクリスマスウィークとなるので参加者減少による流動性低下による急激な動きに注意です。
 
シナリオ② 地政学リスク

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 月から土 6:30頃、12:00頃までに追加情報更新
・夕刊 月から金 18:00頃 (休稿) 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

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