前日早朝はFOMCの政策金利発表で0.25%の利下げが発表されました。さらに日銀の政策金利の発表があり、0.50%の金利は維持されました。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
10/1 ADP雇用統計 -3.2万人
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
FedWatch 12月 0.25利下げ 72.8% (前日 68.4%)
0.50利下げ % 最終目標 3.00-3.25%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
米中会談「10点中12点」-トランプ氏、フェンタニル関税10%に下げ
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が30日、韓国の釜山で会談した。トランプ氏は会談終了後、合成麻薬フェンタニルに対する中国の対応不備を理由に中国製品に課している20%の追加関税を10%に即時引き下げると発表するなど、米中の緊張緩和に役立つ「素晴らしい会談」だったと述べた。
米政府再開協議、11月4日選挙後は「やや容易に」-共和党上院院内総務
【米経済】
アマゾン、クラウド部門売上高が市場予想上回る伸び-株価急伸
メタ社債に過去最高1250億ドルの需要、AI投資加速で300億ドル発行へ
アップル、中国販売が市場予想下回る-全体の堅調に影
【日本市況】 円下落転換、日経平均高値-日銀年内利上げ期待膨らまず
30日の日本市場では円相場が対ドルで下落した。日本銀行の金融政策維持決定に対する反対票が前回と同じで、利上げ期待が盛り上がっていない。日経平均株価は最高値を更新した。
【欧州市況】 ECB、予想通り据え置きで債券は小動き-株は下落
30日の欧州債券市場は、欧州中央銀行(ECB)が市場の予想通り中銀預金金利を2%に据え置き、今後の政策決定に関するガイダンスを示さなかったことから、小幅な動きにとどまった。
米国指標
【米国市況】 円安進み154円台、日米金融政策意識-テク主導で株下落
株式
米国株は下落。S&P500種株価指数は、時価総額の大きいハイテク株の一角が下げたことで全体が押し下げられた。
債権
米国債相場は続落(利回り上昇)。メタの起債で社債供給が再び活発化したことが相場の重しとなった。メタの計画は、投資適格級としては今年の社債発行で最大規模。
為替
30日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が続伸し、一時約3カ月ぶりの高値を付けた。米国の年内追加利下げ観測後退や円安の進行がドルを押し上げた。円は対ドルで154円台に下落し、2月以来の安値となった。
原油
ニューヨーク原油先物相場はほぼ変わらず。米国によるロシア石油大手2社への最新の制裁が、インド向け供給にどの程度影響を及ぼすのか見極めようとのムードが強かった。また米中貿易協議の進展が米国産原油の対中輸出再開につながるのかも意識された。
金(ゴールド)
金スポット相場は5営業日ぶり上昇。米中首脳会談の結果を消化する中、買いが優勢になった。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
30日
12:00 日 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 前回 0.50% 予想 0.50% 結果 0.50
18:00 欧 7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比) 前回 1.5% 予想 1.2% 結果 1.3%
22:15 欧 欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回 2.15% 予想 2.15% 結果 2.15%
本日の主要な経済指標
31日
8:30 日 10月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比 )前回 2.5% 予想 2.6% 結果
19:00 欧 10月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比 )前回 2.4% 予想 2.3% 結果
22:45 米 10月シカゴ購買部協会景気指数 前回 40.6 予想 42.0
テクニカル分析
通貨強弱

上は、30日の通貨強弱。日銀会合の結果、14時から18時が円安。18時から22時はドル高となった。
チャート分析

ドル円の日足チャート。10/31 6:00のレートは154.10。上のラインは153.26を超えました。その上は154.81で注目です。.下ラインは149.39となります。
シナリオ構築
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
30日(木)までの要因は
1、米国対中国 30日会談、交渉は緩和的な合意
2、日本CPIはやや上昇。米CPIはやや減少。
3、FOMCでは0.25%の利下げが発表。
4、日銀は金利据え置きが発表
昨日早朝のFOMCは予想通りの利下げだが12月利下げにくぎを刺した、その後の日銀の結果は据置でかつ次回の利上げは言及せず、米中の貿易交渉は良好な結果となった。ドル高円安の流れとなっている。ドル円155円は口先介入が入りやすいラインとなっている。また、本日は月末の調整に注意したい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動
2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
投稿スケジュール
5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・朝刊 火から土 6:30頃
・夕刊 月から金 18:00頃
・休 日
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
*使用アプリ トレーディングビュー


