*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
日米関税が合意されました。今後ドル円がどうなるか見ていきましょう
ここまで
日本の参議院選挙の結果で円安の巻き戻しは一服
日米の関税は合意 相互関税15%、自動車も15% ドル円はもみ合うも日本株高騰
米国と欧州の通商交渉は大詰め 不確実も欧州楽観的か?
ECBは金利維持。サプライズなし。>>関税待ち
前日の振返り
【日本市況】TOPIX史上最高値、トランプ関税EU前進-円が上昇
東京株式相場は続伸した。米関税交渉が進展していることで、世界景気への懸念が和らぎ、東証33業種全てが上げる全面高となった。TOPIXが終値ベースの史上最高値をほぼ1年ぶりに更新した。日経平均株価も最高値まで1%未満に迫っている。
為替は、日米通商合意で日本経済の先行き不透明感が和らぎ、日銀が追加利上げに動きやすくなるとの思惑から円買いが優勢となった。
債券相場は中長期債が下落。日米通商交渉の合意を受けて日銀が早期の利上げに踏み切るとの見方から売りが優勢だった。
【米国市況】S&P500が最高値更新、AI期待強まる-国債は続落
24日の米国株市場では、S&P500種株価指数が小幅ながら4日続伸。
米国債相場は続落(利回りは上昇)。新規失業保険申請件数は6週連続で減少し、労働市場が底堅さを見せる中でFRBが難しい対応を迫られることが示唆された。
外国為替市場ではユーロが対ドルでほぼ変わらず。一時の下げを埋める展開となった。欧州中央銀行(ECB)はこの日政策金利を据え置き、短期金融市場では追加利下げ観測が後退した。
ECB、政策金利据え置き-「様子見」モードにあるとラガルド氏
欧州中央銀行(ECB)は24日の政策委員会会合で、中銀預金金利を2%に据え置いた。利下げ見送りは8会合ぶり。ラガルド総裁は政策発表後の記者会見で、ECBは「様子見」モードにあると語った。
米新規失業保険申請件数、6週連続で減少-雇用市場なお底堅く
21:30 前週分新規失業保険申請件数 前回 22.1万人 予想 22.7万人 結果 21.7万人
前週分失業保険継続受給者数 前回 195.1万人 予想 196.0万人 結果 195.5万人
環境認識

値動きは東京時間は下落、ロンドン時間に上昇、ニューヨーク時間はレンジの展開でした。

ドル円の日足チャート。下落から上昇となりました。7/25 6:00のレートは147.00、直近高値は7/16の149.18、直近安値は7/10の145.75となっています。日米関税合意により、乱高下となりました。長期のレンジに戻りつつあります。
今日の動き
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今後の動き
シナリオ① 関税
日本と米国の関税が合意となりました。相互関税15%、自動車15%、となりました。急転直下の展開となり、ドル円は乱高下、日本株は高騰しました。
EUはじめ他国も関税合意に楽観的となる。>>不安定な値動き
シナリオ② 政策金利
米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の7月末FOMCの政策金利は据置の予想となっています。
ウオラー理事が利下げをアピールしています。(ドル安要因)
日本では、政策金利維持とみられていますが、関税合意により金利引き上げの観測が始まっています。(円安から円高観測に)
まとめ
本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。
今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいているものの米政府が利下げ圧力(サプライズ要因)
FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
2、日本の状況
石破首相退陣は不確定。
日米関税は合意。日本株高値 >>ドル円はもみ合い
日銀の政策金利は維持がメインも利上げの道筋を示す。>>今後の利上げ観測に注目
3、今週はドル円に関する主要な経済指標が少ない。
となります。これらがベースとなり、本日は不確実な値動きとなりそうです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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・月 休
記:しまてつ
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ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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