2025年7月26日【FX初心者】 ドル円は方向感欠く

投資

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

25日は、材料少なく、憶測で動く展開でした。

ここまで
日米の関税は合意 相互関税15%、自動車も15% ドル円はもみ合うも日本株高騰
米国と欧州の通商交渉は大詰め 27日米欧会談合意なるか?
ECBは金利維持。サプライズなし。>>関税待ち

前日の振返り

【日本市況】円は下落、都区部CPIを材料に債券上昇-株式は反落
 25日の日本市場では、円が対ドルで147円台前半に下落。失業保険統計の堅調で米国の金利が上昇したほか、欧州中央銀行(ECB)が8会合ぶりに利下げを見送り、ユーロが買われた影響も出ている。
 7月の東京都区部CPIは、生鮮食品を除くコアベースで前年同月比の伸びが2.9%と、市場予想の3.0%を下回った。

欧州委員長、27日にトランプ大統領と会談へ-米・EU貿易合意目指す
 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は25日、今週末にスコットランドを訪れ、トランプ米大統領と会談することを明らかにした。米国が8月1日に予定している30%の対EU関税発動を前に、米国とEUは期限内の合意成立を目指して協議を進めている。
 >>トランプ米大統領は、欧州連合(EU)と関税引き下げで合意が成立する確率は「半々」だと語った。

【米国市況】S&P500が最高値、堅調決算や通商合意期待が押し上げ
 25日の米国株相場は上昇。S&P500種株価指数は5日続伸となり、過去最高値を再び更新した。堅調な企業決算や通商合意への期待が背景にある。
 米国債相場は長期債が小幅高(利回り低下)。>>材料なし
 為替市場ではこの日、トランプ大統領の発言が意識された。トランプ氏は前日、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任は「必要だとは思わない」と発言。

環境認識

値動きは東京時間とロンドン時間に上昇、ニューヨーク時間はレンジの展開でした。

 ドル円の日足チャート。下落から上昇となりました。7/26 6:00のレートは147.65、直近高値は7/16の149.18、直近安値は7/10の145.75となっています。米国と欧州の関税合意、日銀の利上げ、FRBの利下げが交錯する展開となりました。

今日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 関税

 日本と米国の関税が合意となりました。相互関税15%、自動車15%、となりました。
 EUはじめ他国も関税合意に楽観的となる。>>不安定な値動き

シナリオ② 政策金利

 米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の7月末FOMCの政策金利は維持の予想となっています。
 日本では、政策金利維持とみられていますが、関税合意により金利引き上げの観測が始まっています。(円安から円高観測に)

まとめ

 本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。

今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいているものの米政府が利下げ圧力(サプライズ要因)
  FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
  週明けまでに米国が他国と関税合意(EUなど)

2、日本の状況
  石破首相退陣は不確定。
  日米関税は合意。日本株高値 >>ドル円はもみ合い
  日銀の政策金利は維持がメインも利上げの道筋を示す。>>今後の利上げ観測に注目

となります。週末・週明けのニュースに注目です。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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