*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
本日は、週の振り返りと今後に向けて環境認識と来週の見通しを考えました。今週は参議院選挙の結果・日米関税合意がありました。来週はFOMC・日銀政策決定会合・米雇用統計などがあります。さらに米国と他国との関税合意が予想され、8/1が関税の施行日となります。
前週の振返り
ここまで
7月21日(月)参議院選挙の結果与党が過半数割れ。石破首相は続投表明
7月22日(火)日米関税合意 15% 自動車も15%
7月23日(水)
7月24日(木)ECB 金利据え置き 2.15%
米新規失業保険申請件数は6週連続減少(前回 22.1万人 予想 22.7万人 結果 21.7万人)
7月25日(金)27日に米国とEUが関税交渉をおこなう見通し

ドル円の1時間足チャート
ドル円の1時間足チャート 始値は147.866、前週の最高値は148.663(7/21 8時台) 最安値は146.905(7/24 10時台) 終値は147.650 となります。週は下落でした。
今週の動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
経済指標
7月29日(火)23:00 米 6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
米 7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
7月30日(水)21:15 米 7月ADP雇用統計(前月比)
27:00 米 FOMC政策金利 4.25-4.50% 維持予想
7月31日(木)12:00 日本 日銀政策金利 0.5% 維持予想
21:30 米 6月個人消費支出(PCEデフレーター)
米 前週分新規失業保険申請件数
8月1日(金)18:00 欧 7月消費者物価指数(HICP、速報値)
21:30 米 7月非農業部門雇用者数変化(前月比)
23:00 米 7月ISM製造業景況指数
米 7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
今後の動き
シナリオ① 政策院利
31日4:00 FOMCの政策金利が発表されます。トランプ氏は利下げを要求していますが、維持される見込みです。(サプライズの利下げの可能性を考えておきます。)
31日12:00ころには、日銀政策金利の発表があります。金利は維持される見込みですが、15:00からの総裁会見で「利上げ」の道筋が見えれば、値が動く可能性があります。
シナリオ② 関税
8/1より、米国への輸入品についての関税が施行されます。早ければ27日から続々と各国の合意が発表される可能性があります。特にEUが注目です。関税の再延期の可能性もあります。
シナリオ③ 雇用統計
8/1は21:30に米国の雇用統計が発表されます。これまで米国の雇用の底堅さが見えています。内容が大幅悪化ならドル安の展開になると思われます。JOLTSやADPが先行指標となりますのでそちらをチェックします。
まとめ
本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。
今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいている。
FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
日銀の政策金利は維持がメイン。総裁会見に注目(タカ発言あるか)
2、関税
8/1が相互関税の施行日。チャート荒れる可能性あり。
再延期もあり得る
27日以降、各国と合意の報道の可能性(EUに注目)
3、7/31・8/1は経済指標が多数
7/31は米PCEがあり、かつ月末です。月末調整に注意します。8/1は関税施行と米雇用統計他多くの経済指標があります。このようなときは、ある程度材料が消化されるまで値動きが安定しないことが多いのでトレードは慎重に判断することが大切です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
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ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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