2025年7月29日【FX初心者】 米欧関税合意15%、ドル高ユーロ安の展開、ドル円は上昇。

投資

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

28日は、米国と欧州(EU)は関税で合意した。相互関税は15%となる。

ここまで
日欧の関税は合意 相互関税15%、自動車も15% 

前日の振返り

米・EUが貿易協定で合意、トランプ氏と欧州委員長が発表
 米国と欧州連合(EU)は27日、自動車を含む大半のEU輸出品に15%の関税を賦課する貿易協定で合意した。世界経済に打撃を与えかねない貿易戦争を回避した。
【欧州市況】株小幅安、米・EU合意の影響を意識-ユーロ圏債上昇
 28日の欧州株は小幅下落。欧州連合(EU)は米国と通商合意にたどり着いたものの、関税率がなお高水準で、企業利益を損ねる恐れがあるとの懸念が広がっている。

【日本市況】株続落、半導体安や国内政局の不透明感
 28日の日本市場では株式が続落。主要企業の決算発表が本格化するのを前に半導体関連株に売りが出た。債券は先物や中長期債を中心に上昇。円相場は1ドル=148円台に下落した。

【米国市況】ドル大幅高、関税交渉への楽観強まる-S&P500最高値
28日の米金融市場では、ドル指数が5月12日以来の大幅上昇。米国と欧州連合(EU)の関税交渉が合意に至ったことを受け、米中の関税停止措置も延長されるとの期待が高まった。

環境認識

値動きは東京時間はレンジ。ロンドン時間に上昇から下落、ニューヨーク時間は再び上昇でした。

 ドル円の日足チャート。3営業連続上昇となりました。7/29 6:00のレートは148.51、直近高値は7/16の149.18、直近安値は7/24の145.85となっています。米国と欧州の関税合意でドル高ユーロ安となりました。

今日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 関税

 日本と米国の関税が合意となりました。相互関税15%、自動車15%、となりました。
 EUと米国も関税合意相互関税15%、自動車15%、となりました。>>結果ドル高
 中国と米国は関税協議し停止期間延長の可能性。>>延長ならドル高要因

シナリオ② 政策金利

 米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の31日早朝FOMCの政策金利は維持の予想となっています。
 日本では、31日政策金利維持とみられていますが、関税合意により次回の金利引上げの観測が始まっています。(円安から円高観測に)

シナリオ③ 経済指標

 米国 23:00 6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 やや減少予想 *雇用統計の先行指標

まとめ

 本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。

今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいているものの米政府が利下げ圧力(サプライズ要因)
  FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
  >>ややドル安方向

2、日本の状況
  石破首相は続投を表明。
  日米関税は合意。日本株高値 
  日銀の政策金利は維持がメインも利上げの道筋を示す。
  >>今後の利上げ観測に注目 やや円高方向

となります。週末・週明けのニュースに注目です。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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