2025年7月30日【FX初心者】 ドル円は調整局面、明日はFOMC(早朝)と日銀政策金利決定会合

投資

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

昨日のドル円の値動きは限定的でした。明日早朝4:00 FOMC政策金利発表その後パウエル議長会見、日中12:00頃 日銀政策金利発表と15:00 植田総裁会見があります。それぞれ現状維持が予想されますが、会見で今後の見通しが示されるか注目されています。

注目
FOMC 今後の利下げ次期の示唆あるか。 >>材料出尽くしてドル高もあり
    またはサプライズ利下げ >>ドル安方向
日銀  今後の利上げ時期の示唆あるか。>>材料出尽くして円安もあり
    またはサプライズ利上げ >>円高方向

前日の振返り

【日本市況】株式下落、レーザテク含め半導体の収益懸念
 29日の日本市場は半導体関連企業の収益を懸念した売りが優勢で株式が下落した。債券は上昇(金利は低下)、円も値上がりした

【欧州市況】株は上げ削る、見通し嫌気されノボ急落
29日の欧州株は上げ幅を縮小する展開となった。
欧州債市場ではユーロ圏国債が軟調。

【米国市況】株は反落、高値警戒感-7年債入札の需要好調で金利低下
 ニューヨーク外国為替市場でドル指数は4営業日続伸。ユーロは前日に続き、主要通貨の中で対ドルでの下げが大きかった。円はドルに対して小幅に上昇し、1ドル=148円台半ば。前日終値を挟んだ動きに終始した。

米求人件数、3カ月ぶりに減少-依然として労働需要の安定は示唆
6月のJOLTS件数は743.7万件に減少、予想750万件

環境認識

値動きは東京時間はレンジ。ロンドン時間は⇩⇧⇩激しく動き、ニューヨーク時間はレンジでした。

 ドル円の日足チャート。3営業連続上昇となりました。7/30 6:00のレートは148.47、直近高値は7/16の149.18、直近安値は7/24の145.85となっています。米国と欧州の関税合意でドル高ユーロ安が続いていますが、やや落ち着いてきました。

今日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 関税

 日本と米国の関税が合意となりました。相互関税15%、自動車15%、となりました。
 EUと米国も関税合意相互関税15%、自動車15%、となりました。>>結果ドル高
 中国と米国は関税協議し停止期間延長 協議継続

シナリオ② 政策金利

 米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の31日早朝FOMCの政策金利は維持の予想となっています。
 日本では、31日政策金利維持とみられていますが、関税合意により次回の金利引上げの観測が始まっています。(円安から円高観測に)

シナリオ③ 経済指標

 29日 米国 23:00 6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 やや減少予想→ 結果わずかに減少 *雇用統計の先行指標

 30日 米国 21:15 ADP雇用統計 予想に対して上限注目 *雇用統計の先行指標

まとめ

 本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。

今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいているものの米政府が利下げ圧力(サプライズ要因)
  明日早朝4:00 FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
  >>ややドル安方向も材料出尽くしてドル高もあり

2、日本の状況
  石破首相は続投を表明。
  12:00頃 日銀の政策金利は維持がメインも利上げの道筋を示す。
  >>15:00 総裁会見で今後の利上げ観測に注目 やや円高方向も材料出尽くして円安もあり

となります。明日早朝FOMCとその後日中の日銀に注目です。また、31日月末調整にも注意が必要です。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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