【朝刊】2025年11月12日【FX初心者】米政府閉鎖の再開へ。上院可決。下院は12日採決。ドル円はどうなる。

　米政府閉鎖は、再開に向けて動いています。つなぎ予算案が上院で可決され、12日に下院で採決されます。これが可決すると政府再開に大きく前進します。

＊当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1　米政府閉鎖
10/21　高市氏が総理大臣に就任
10/24　米CPI　前月比　0.4%から0.3%　
10/29　FOMC　-0.25%利下げ　3.75-4.00%
10/30　日銀　金利維持　0.50%
11/5　ADP雇用統計　4.2万人

FedWatch　12月　0.25利下げ　67.4% (前日 62.7%)
　　　　　最終目標　3.00-3.25%

ファンダメンタルズ
テクニカル分析
1. 通貨強弱
2. チャート分析
シナリオ構築
1. 月・週単位の見通し（スイング向け）
まとめ

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
米上院がつなぎ予算可決、政府閉鎖解除に近づく－下院は12日表決へ
米議会上院は10日夜、連邦政府の閉鎖を終わらせるためのつなぎ予算案を賛成60、反対40で可決した。史上最長を更新している政府閉鎖の終結に向けて大きく前進した形だ。

【米経済】
米企業は10月後半に人員を削減、週平均1万1250人－ADPデータ

【日本市況】　
超長期債が下落、30年債入札は弱い結果－日経平均は反落
　11日の日本市場では超長期債が下落（利回りは上昇）。この日行われた30年利付国債入札が弱い結果となったことを受けて売りが先行した。株式は日経平均株価が小幅反落し、円は対ドルでの下落幅を縮めた。

ソフトバンクG、7－9月純利益は2兆5000億円－エヌビディア株売却

【欧州市況】　
株は最高値更新、決算や英利下げ観測で－英国債上昇

米国指標

【米国市況】　S&P500が3日続伸、政府機関再開の期待－国債現物は休場

株式
　11日の米株式市場ではS&P500種株価指数が3日続伸。朝方は軟調だったが、米国史上最長の政府閉鎖がまもなく終結するとの見方が広がり、上げに転じた。政府統計の発表が再開すれば、連邦準備制度理事会（FRB）の今後の方針を見極める材料が得られるとの期待が高まっている。

債権
　米国債はベテランズデーの祝日で、現物市場が休場。10年国債先物相場はADP統計を受けて上昇した。

為替
　外国為替市場では、ドルが主要通貨のほぼ全てに対して下落。ADPリサーチが発表した週次の民間雇用者数が人員削減を示し、ドル売りが膨らんだ。金融緩和が一段と進むとの見方を受け、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は約2週間ぶりの安値を付けた。

原油
　原油先物相場は上昇。原油市場の軟化を示す兆しが見られたものの、ガソリンやディーゼルなど燃料価格のプレミアム上昇が相場を支えた。
　12日には石油輸出国機構（OPEC）が月報を、国際エネルギー機関（IEA）が年次エネルギー見通しをそれぞれ発表する。IEAはすでに2026年に過去最大規模の供給過剰が発生すると予測しており、その見通しは13日発表の月報で改めて確認されることになる。

金（ゴールド）
　金スポット価格は小幅高。米政府機関再開の見通しと弱い雇用指標の両方が市場では意識された。