【朝刊】2025年11月11日【FX初心者】米政府閉鎖の再開期待。ドル円はどうなる。

投資

米政府閉鎖は、解除に向けて動きつつあります。本日は有力な経済指標もなくドル円は小動きで方向感がつかめない展開となりそうです。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人

FedWatch 12月 0.25利下げ 62.7% (前日 66.4%)
      最終目標 3.00-3.25%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
米政府閉鎖、週末にかけて解除の見通し-政権は超党派の合意支持
 ホワイトハウスは10日、米政府閉鎖を終結させる超党派の合意を支持する立場を示した。これにより、向こう数日に政府機関が再開される見通しが強まった。

【米経済】
米CPIの代替民間データ、10月のインフレ鈍化を示唆-政府閉鎖で注目
 米国の耐久消費財および個人用品の価格は、10月に伸び率が3カ月ぶりに鈍化した。オンライン価格分析会社のオープンブランドがまとめたデータによると、販売業者による値引き幅がわずかに拡大したことが背景にある。

セントルイス連銀総裁、米経済は第1四半期に回復へ-追加利下げ慎重 >>維持派
SF連銀総裁、高金利を過度に長期維持する「過ち」は回避する必要 >>利下げ派
マイラン理事、12月は0.5ポイント利下げ支持-より緩和的対応は妥当 >>超利下げ派

エヌビディアお膝元の米データセンター、電力不足で稼働せず
米エヌビディア本社のあるカリフォルニア州サンタクララで、大手データセンター開発企業2社の進めるプロジェクトが、地元電力会社の供給準備の遅れにより、数年間稼働できない可能性がある。

【日本】 
「増税なき税収増」へ、経済対策の議論本格化-成長戦略会議が初会合
 政府は10日夕、物価高などに対応するための経済対策を協議する「日本成長戦略会議」の初会合を開いた。経済対策を通じて所得の増加や消費マインド改善させる好循環を作り、「増税なき税収増」を目指す。

【欧州市況】 
リーブス英財務相、公約違反の増税を強く示唆-月末の来年度予算案で
 英国のリーブス財務相は、労働党政権が増税はしないとの公約を撤退する意向だと強く示唆し、同国の予算は「厳しい」と認めた。来年度の予算案は月末に発表される予定だ。

米国指標

【米国市況】 政府再開期待でリスクオン、株が上昇-巻き戻しで円下落

株式
 リスクオンのムードが広がり、S&P500種株価指数は続伸。最近売りが優勢だったハイテク株も上昇し、相場全体の堅調を率いた。

債権
 米国債相場は下げ渋る展開。史上最長を更新した米政府機関閉鎖の終結が見込まれる中、投資家の関心は利下げ見通しに向かった。

為替
 外国為替市場ではリスク志向の改善で、逃避先とされていた円が対ドルで下落。史上最長となった米政府閉鎖が解除に向かっていることを受け、ブルームバーグ・ドル指数はもみ合った後に小幅低下した。

原油
 原油先物相場は上昇。米政府閉鎖の終結に向けた動きが原油市場でも支えとなった。
 一方で今週は、石油輸出国機構(OPEC)が12日に月報を、国際エネルギー機関(IEA)も同日に年次エネルギー見通しをそれぞれ発表する予定となっており、世界的な供給過剰が進んでいるどうかを見極める局面となりそうだ。

金(ゴールド)
 金相場は大幅に上昇。米政府機関閉鎖の終結に向けた議会の動きを受け、米政策金利の先行きを巡る不透明感が和らぐとの見方が広がった。政府再開が実現すれば、雇用やインフレなど主要な経済指標も発表されるようになる。利息を生まない金投資には、通常は利下げが追い風になる。 

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

本日の主要な経済指標

11日
16:00 英国 10月失業保険申請件数

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、10日の通貨強弱。円安、豪ドル高となりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。11/10 6:00のレートは154.02。153.26のラインの上。その上は154.81で注目です。.下ラインは149.39となります。続落なるか注目です。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

10日(月)までの要因は
1、日経やSP500は調整の動き
2、米国のADP雇用統計などの経済指標が好結果
3、米政府閉鎖の解除に向けた動きも見え始めた。

 12月のFOMC利下げはやや前進し、ドル円は上昇傾向。日本の要人の口先介入が出始めている。ドル円154円以上では、口先介入や円高情報に注意したい。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動

2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火から土 6:30頃
・夕刊 月から金 18:00頃 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
*使用アプリ トレーディングビュー

タイトルとURLをコピーしました