日本銀行が27、28日に開かれた金融政策決定会合での政策金利の発表が行われ0.75%の金利が維持されます。植田和男総裁は会見で次回の利上げに関しては言及しませんでしたが、利上げの可能性は含みました。今夜はFOMCの政策金利が発表されます。金利維持が予想されています。
30日 日本時間
4:00 FOMC政策金利発表
4:30 パウウェル議長会見
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争 勃発
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
4/28 日 日銀 金利維持 0.75%
FedWatch 4月 金利維持 100%
年内は維持
最終目標
ファンダメンタルズ
【今朝の5本】
【注目ニュース】
円が再び下落、植田総裁会見中-中期債安、株6万円割れ
28日の日本市場は、植田和男日本銀行総裁の会見中に円相場が対ドルで再び下落に転じた。発言が特にタカ派ではなかったとの見方から円が売られた。債券は中期債が下落(金利は上昇)、株式は日経平均株価が6万円を割り込んだ。
日銀は金融政策決定会合で利上げ見送りを決定したが、反対が3人(前回1人)に増えた。金融市場の翌日物金利スワップ(OIS)では会合前に60%台だった6月利上げの確率が70%前後に上昇、円は一時158円台まで上げていた。その後の総裁会見は、今後の利上げ時期について明確な言及がなかったと受けとめられ、6月利上げ確率が元に戻った。原油価格の上昇を受けたドル買いも加わり、円下落が加速した。
日銀総裁、大きな景気下振れなければ利上げも-6月利上げ観測高まる
日本銀行の植田和男総裁は28日、中東情勢の混乱を受けても大きな景気の下振れがなければ利上げに踏み切る可能性があるとの見解を示した。政策金利を維持した金融政策決定会合後の記者会見で語った。
今後の金融政策運営について、成長率が少し低下する場合でも、景気が大きく下振れない限り、物価の上振れリスクが顕在化すれば「利上げの可能性がある」と指摘。供給制約を強めるホルムズ海峡の封鎖が続いても、物価と景気のリスクを点検した上で、「場合によっては利上げという判断はあり得る」とも語った。
基調的な物価上昇率が2%に近づく中、物価が大きく上振れるリスクが顕在化して経済に悪影響を及ぼすか十分に注意する必要があると指摘。その上で、政策対応が後手に回るビハインド・ザ・カーブに陥らないよう、「次回以降の決定会合において適切に政策を判断していきたい」と話した。
石油タンカー「出光丸」、ホルムズ通過のもよう-イラン戦争開始後初
3月上旬にサウジで原油200万バレル積載、5月中旬に日本到着の報道
米国のイラン海上封鎖後、大型タンカーの通航試みは極めてまれ
UAE、OPECを5月に脱退-戦争と供給混乱が脅かす産油協調体制の将来
アラブ首長国連邦(UAE)は石油輸出国機構(OPEC)とOPECプラスの枠組みから脱退することを決定した。イラン戦争で原油供給に著しい混乱が生じている現在、生産を協調する体制の将来が問われている。UAEの脱退はOPECおよびその主導的立場にあるサウジアラビアに打撃を与える。
ホルムズ海峡、機雷完全除去なくても再開可能-米エネルギー長官
ライト米エネルギー長官は28日、イランがホルムズ海峡に敷設した機雷について、全てを除去しなくても船舶の航行再開は可能だとの見解を示した。
ライト氏は「船舶が出入りできる航路を確保すればよい」と述べ、「それは迅速に実現可能だと思う」と語った。クロアチアのドゥブロブニクで開かれたスリーシーズ・サミットおよびビジネスフォーラム出席に合わせ、インタビューに応じた。
【欧州市況】
国債利回りが戦争開始以降のピークに接近、テック株売り
欧州国債
28日の欧州市場では、欧州国債が続落。米国とイランの交渉に実質的な進展がないまま、また1日が過ぎ、国債利回りは戦争開始以降のピークに近づいた。
利回り曲線はベアフラット化。ユーロ圏消費者の1年先のインフレ期待が4%と予想以上に急伸し、国債の売りにつながった。
短期金融市場では、欧州中央銀行(ECB)の利上げ見通しが拡大。年内の利上げ幅は71bp、30日の政策判断で0.25ポイントの利上げがある確率は10%とみられている。
欧州株式
株式も続落。エネルギーが力強く上昇した一方、インフレ懸念やテクノロジー関連株の売りが打ち消した。
ストックス600指数は0.4%下落。テクニカル的に重要な水準である50日移動平均線を割り込んで引けた。
テクノロジー株指数は1.8%下落し、業種別で最低の騰落率。
【米国市況】
株下落、OpenAI報道でAI投資の行方を懸念-159円台後半
米国株式
28日の米株式相場は下落。テクノロジー大手の売りが相場全体を押し下げた。人工知能(AI)への巨額投資が見合う成果を生むのかとの懸念が再燃する中、大型株の決算発表を控えて慎重な動きとなった。
米国債
国債は下落。原油価格の持ち直しがインフレ期待を押し上げ、利下げ観測を後退させた。
為替
外国為替市場では、ドル指数が国債利回りと共に上昇した。原油価格の上昇で米利下げ観測が後退し、日銀の金融政策決定を受けていったん強含んでいた円は下げに転じた。
対ドルの円相場はニューヨーク時間午前8時前に1ドル=159円79銭まで下げた後、159円台半ばから後半で推移した。
原油
原油相場は上昇し、米国とイランの停戦合意直前以来の高水準となった。市場は、戦争終結とホルムズ海峡再開に向けたイランの提案への米国の対応を見極めようとしている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前日比3.56ドル(3.7%)高の1バレル=99.93ドルで終了。北海ブレント先物6月限は3.03ドル(2.8%)上昇し111.26ドルで終了した。
金(ゴールド)
金は下落。米国とイランの戦争を巡り交渉による解決を探る動きが続く中でも、ホルムズ海峡は依然として航行の大半が閉ざされた状態にある。エネルギー供給の逼迫(ひっぱく)が長期化し、インフレリスクを高めるとの懸念が意識された。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は85.30ドル(1.8%)安の4608.40ドルで引けた。
>>利下げ観測が進むと利息がない金投資の追い風になる。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米消費者信頼感指数、4月は予想外に上昇-見通し改善が寄与
28日
8:30 日 3月失業率 前回 2.6% 予想 2.6% 結果2.7%
12:00 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 前回 0.75% 予想 0.75% 結果 0.75%
日銀展望レポート
15:30 植田和男日銀総裁、定例記者会見
23:00 米 4月リッチモンド連銀製造業指数 前回 0 予想 1 結果 3
23:00 米 4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)前回 91.8 予想 89.0 結果 92.8
本日の主要な経済指標
29日
日本休日
10:30 豪 3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 3.7% 予想 4.8% 結果
21:30 米 3月住宅着工件数(前月比) 前回 7.2% 予想 結果
21:30 米 3月建設許可件数(前月比) 前回 -4.7% 予想 結果
27:00 米 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 前回 3.50-3.75% 予想 3.50-3.75% 結果
27:30 米 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
テクニカル分析
通貨強弱

上は、28日の通貨強弱。東京時間に円が買い、ニューヨーク時間にドルが買い、スイスフランとニュージードルが売りとなりました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。4/29 6:00のレートは159.57。注目ラインは上は160.23。下は157.92となります。160以上は介入警戒のレベル。この幅のレンジは6週間続いています。明日早朝4:00にFOMC政策金利が発表されます。

ドル円の週足。4月20日の週は短い陽線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。ドル円は上昇し高止まりの状況で為替介入が警戒されます。
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。イラン戦争激化、原油危機
4月 イラン戦争 終結見えず
シナリオ構築
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
4/28 日銀 金利維持 0.75%
日銀は金利を維持しましたが、次回以降の利上げ観測は高まっています。今夜はFOMCの政策金利が発表されます。金利維持が予想されています。パウウェル議長会見に注目しましょう。
シナリオ② 地政学リスク
米とイランの停戦はどうなる?
イランがホルムズ封鎖解除を要請、トランプ氏主張-交渉へ駆け引きか
イランは「できる限り速やかに」再開させたがっている-トランプ氏
イラン、向こう数日以内に修正和平案を提出の見込み-CNN
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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投稿スケジュール
5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃
・休稿 日曜、日本・欧米休場日
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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