2025年9月13日【FX初心者】ドル円は小動き。FOMCを意識。

投資

 昨日は、主な経済指標はなく、ドル円は小動きでした。来週はFOMCがありますのでそれを意識した値動きとなっています。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
ジャクソンホール会合でパウウェル議長が利下げ容認姿勢
米雇用統計 8月雇用者数は2.2万人増、予想7.5万人増
米CPIはほぼ横ばい
新規失業保険申請件数は増加

FedWatch 0.25利下げ 96.4% (前日 92.8%)  年内 3 回
FedWatch 0.50利下げ 3.6% (前日 7.2%)

ファンダメンタルズ

日本市況

【日本市況】株3連騰、米利下げ観測やハイテク株選好-円と債券安い
 12日の日本市場では株式が3日続伸し、日経平均株価は連日で最高値を更新した。米国で消費者物価指数(CPI)や雇用関連指標を受けて利下げ観測が維持され、投資家心理を支えた。債券は中長期債が下落(利回りは上昇)、円は弱含みで推移した。

株式 
  株式相場は、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株が上昇をけん引。銀行などの金融や商社、不動産や建設といった内需関連銘柄も堅調だった。TOPIX業種別指数では精密機器指数が上昇率トップ。11日の米国市場でテクノロジー株が上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新したことを受け、国内でも人工知能(AI)関連株に買いが先行した。

債権
 債券相場は中長期債が下落。日本銀行の年内の利上げを意識した売りが優勢だった。

為替
 円相場は1ドル=147円台半ばに小幅下落。日米の財務相が為替介入は過度な変動に対処するためのものに限定するとの共同声明を発出したことを円売り材料と見る向きもあった。

ニュース

ロシア産エネルギーへの制裁、米国がG7で提案へ-戦争終結へ圧力
 米国は主要7カ国(G7)諸国に対し、ロシア産原油を購入する中国とインドに最大100%の関税を課すよう求める方針だ。ロシアのプーチン大統領にウクライナでの戦争終結を迫る狙いがある。
 米国はまた、凍結されたロシア国家資産を差し押さえる法的枠組みを整備し、その資金をウクライナの防衛に充てるよう求める方針だ。ブルームバーグが確認した米政府の提案書で明らかになった。約3000億ドル(44兆4000億円)に上るロシア凍結資産の大半は欧州にある。

ベッセント米財務長官と中国の何副首相、マドリードで来週会談
 ベッセント米財務長官は来週、スペインのマドリードで中国の何立峰副首相と会談し、貿易や経済、安全保障問題を巡り意見を交わす計画だ。米財務省が11日公表した日程で分かった。


米国指標

【米国市況】S&P500種は小反落、FOMC控え小休止-国債利回り上昇

株式
 12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小反落。週間ベースでは1.6%上昇し、堅調さを維持した。この日発表されたミシガン大学消費者マインド指数は、来週の米利下げ観測に変更を迫る内容ではなかった。

債権
 米国債相場は下落(利回り上昇)。週間ベースでは4週連続での相場上昇となった。この日は10年債利回りが一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、4.08%を付けた。

為替
 外国為替市場ではドル指数が小幅高。市場関係者の間では、来週のFOMC会合で今後数カ月の利下げ幅に関する手掛かりを得たいとのスタンスが多い。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は小幅高。米国によるロシア産原油への制裁の脅しは実現していない一方、ウクライナによるドローン(無人機)攻撃が増加し、ロシアからの供給が混乱する可能性は高まっている。

金(ゴールド)
 金スポット相場は反発。週間では4週続伸となった。米利下げ期待の高まりを背景に、金連動型の上場投資信託(ETF)への資金流入が増えている。
 金は今週、1オンス=3650ドル近辺で推移し、9日には過去最高値を更新した。ブルームバーグがまとめたデータによれば、金連動型ETFの保有量は今週これまでに約17トン増加した。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

12日 英国
15:00 7月月次国内総生産(GDP)(前月比) 前回 0.4% 予想 0.0% 結果 0.0%

ミシガン大消費者指数、5月以来の低水準-労働市場への懸念反映
・9月消費者マインド指数は予想下回る55.4、8月の58.2から低下
・5-10年先のインフレ期待は3.9%に上昇-市場予想は3.4%
 米ミシガン大学が発表した9月の消費者マインド指数(速報値)は5月以来の低水準となった。一方で5-10年先のインフレ期待は2カ月連続で上昇。労働市場と物価に関する懸念が景気見通しを圧迫する格好となった。

本日の主要な経済指標



テクニカル分析

通貨強弱

上グラフは通貨強弱。米CPI後はドル安となりました。

値動き

ドル円は、CPI発表時は上下に振れたが、その後やや下がった。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。9/12 6:00のレートは147.67。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。このレンジは8月雇用統計の前後日を除いて約2か月以上続いています。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 政策金利

9/5の米雇用統計の結果は、労働環境は悪化していることが確認されました。米PPI、米CPIはドル高の材料が少なく、9/17日のFOMCでの利下げは完全に織り込まれています。今後の利下げスケジュールが注目されます。
 FOMCは利下げ0.25%で無難に終わるのがメインとなります。ドル円のレンジは2か月以上続き、レンジブレイクには「何か」材料が必要となります。


8/22 パウウェル議長公演で利下げに進むと市場は判断
9/5  雇用統計は先月に続き悪化
9/12 CPIはほぼ予想通り
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測は後退 30%程度

週単位(デイトレ向け)

本日は休場

シナリオ② レンジトレード

 上はドル円の9/8からの1時間足です。上限149.3 下限146.6 となります。チャートがレンジの中央なので値動きを読むのは難しくなります。

・本日 値動きは少ないと予想。値動き弱いレンジ内トレード。

 参考 利食い 0.5円 損切 0.3円

シナリオ③ 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦協議(和平合意)は大きく後退。両首脳の直接会談は実施されそうにない状況
・ロシアがポーランドに領空侵犯、緊張高まる。
・トランプ氏の介入>>圧力強化

2、イスラエル、ハマス指導部狙いカタールで攻撃-アラブ諸国の反発必至

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

日単位(スキャル向け)

本日休場

シナリオ② レンジトレード

上はドル円の9/10からの15分足です。値が動きやすい9時台、15時台、21時台、23時台を狙います。値動きは期待できなさそうな1日です。

参考 利食い 0.1円 損切 0.03円 過度なトレード回数に注意です。回数は事前に決めておきましょう。  

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、シナリオ構築をおこない情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

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記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

 私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

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