連日FRBメンバーの発言がありますが次回12月のFOMCでの利下げ観測は後退しつつあります。ドル円は155円を超え、円は全面安となっています。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
FedWatch 12月 0.25利下げ 51.1% (前日 42.9%)
最終目標 3.00-3.25%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
トランプ政権、NY市で移民取り締まり強化へ-捜査官を大規模投入
【米経済】
ChatGPTやXで数時間の接続障害、ネット支える少数企業への依存鮮明に
マイクロソフトとエヌビディア、最大150億ドルをアンソロピックに投資
株式市場に売りシグナル、投資家の現金保有率が危険水準に-BofA調査
円に強気見通し広がる、投資家の2026年トップ通貨に浮上-BofA調査
リッチモンド連銀総裁、労働市場はデータ以上に弱い可能性
米ADP民間雇用者数、週平均2500人減少-11月1日までの4週間
【日本市況】日経平均急落、リスクオフで3%超安-財政懸念し金利急伸
18日の日本市場では株式が大幅続落し、日経平均株価の下落率は3%を超えた。エヌビディアの決算や雇用統計の発表を控えた米国株市場でリスク回避の売りが強まった流れが波及し、日中関係の緊張に対する警戒も続いた。日本の財政支出拡大に懸念が高まり、債券は超長期ゾーン中心に下落(金利は上昇)。円は対ドルで一時9カ月ぶりの安値を更新した。
【欧州市況】 株は全面安、高リスク資産を敬遠-英国債軟調
18日の欧州株式市場は売り優勢となり、指標のストックス欧州600指数は8月以来の大幅安となった。エヌビディアの決算や米経済指標の発表再開を控え、投資家は高リスク資産を敬遠した。
「恐怖」が市場を覆う、ビットコイン9万ドル割れで負の連鎖懸念
・マージンコール発生で投資家が他の資産売り迫られる可能性
・ビットコインは一時2.8%安、アジアや欧州の株価指数は軒並み下落
米国指標
【米国市況】 エヌビディア決算警戒で株安-円下落、一時155円70銭台
株式
18日のS&P500種株価指数は4営業日続落し、8月以来の長期下落局面となった。世界的な大手ハイテク企業が売られ、限られたグロース銘柄への依存度が高い米株式市場の脆さが改めて浮き彫りになった。
決算発表を翌日に控える半導体大手エヌビディアは2.8%下落。ウォール街では、人工知能(AI)関連の巨額投資に見合うだけの収益や利益が、いまだ十分に生み出されていないとの懸念が強まっている。
債権
米国債相場は幅広い年限で上昇(利回りは低下)。株式相場下落や米雇用市場の軟化を示す新たな兆候が意識された。金融政策動向に最も敏感な2年債の利回りは、一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。
為替
外国為替市場では、引き続き円の軟調ぶりが目立った。対ドルでは一時155円73銭と、2月以来の安値を付けた。対ユーロでは1ユーロ=180円29銭まで下落。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は来年半ばまでに1ユーロ=185円まで下がると予想している。
原油
ニューヨーク原油先物相場は反発し、1バレル=60ドルを上回った。欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表兼副委員長がロシアに関して強硬な発言をし、対ロ制裁が強化されるとの見方が強まったことが背景にある。
金(ゴールド)
金スポット相場は4営業日ぶりに上昇。金融市場全体が神経質な動きとなる中で、逃避先資産として買われた。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
本日の主要な経済指標
19日
19:00 欧 10月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) 前回 2.1% 予想 2.1%
テクニカル分析
通貨強弱

上は、18日の通貨強弱。東京時間とニューヨーク時間で反転しています。円・フランは高から安へ豪ドルは安から高へ、カナダドルがニューヨーク時間に上昇しました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。11/19 6:00のレートは155.53。17日に実態が155円超えて確定しました。続いてしっかり超えて確定となりそうです。クロス円全体が円安となっています。

ドル円の週足。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。
1月 トランプ大統領就任
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
シナリオ構築
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
18日(火)までの要因は
1、ドル円は上昇。1時155円を超えて日銀や日本政府が警戒している。
2、米国のADP週間の雇用者数は減少
3、ニューヨーク市場終了後、エヌビディア決算発表
12月のFOMC利下げは51%、米政府再開するもFRBメンバーの利下げ慎重意見が出ている。ドル円155円以上では、日銀や日本政府要人の口先介入や円高情報に注意したい。エヌビディア決算や米株・日本株などの調整地合でしっかり動きを見ていきたい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動
2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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