【朝刊】2025年11月18日【FX初心者】ドル円は155円突破。日本GDPはマイナス成長、円安進むか

投資

 米政府は再開となります。連日FRBメンバーの発言がありますが次回12月のFOMCでの利下げ観測は後退しつつあります。ドル円は155円を超えつつあります。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了

FedWatch 12月 0.25利下げ 42.9% (前日 45.9%)
      最終目標 3.00-3.25%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】

【米経済】
ジェファーソンFRB副議長、雇用の下振れを懸念-リスクバランス変化
アマゾン、ドル建て債の発行規模を150億ドルに設定-旺盛な需要続く

【日本市況】金利一段高、経済対策で財政懸念-株式下げ渋り、円下落
・新発20年国債利回りが一時2.75%に上昇、1999年以来の高水準を更新
・日経平均は日中緊張で一時1%超下落して5万円割れ、終値は0.1%安に

【欧州】 
関税合意の形骸化、EUはラトニック長官に警告へ-鉄鋼になお50%賦課
・トランプ政権、50%関税の対象拡大を検討-15%上限の合意に反し
・通商担当欧州委員は23日にUSTR代表、24日に米商務長官と会談

【日本】
高市首相、対中緊張緩和に少ない選択肢-台湾巡り外交的試練
・中国外務省、17日も改めて撤回要求-渡航自粛など経済的圧力強める
・米国との対立も抱える中国、事態の深刻化は避けたい可能性も

円売り加速、ユーロ導入以来初の180円台に下落-対ドルでも下げ

米国指標

【米国市況】 円売り加速、対ドル再び155円台-リスク回避で株は続落

株式
 S&P500種株価指数は3営業日続落。半導体大手エヌビディアの決算発表と米雇用統計公表を控え、リスク資産を回避する動きに押された。
 S&P500種は1%近く下げ、さらなる下落局面への入り口として意識されるテクニカル水準を割り込んだ。同指数が50日移動平均線を上回って推移した連続日数は138営業日で途切れた。

債権
 米国債相場は大半の年限で上昇(利回りは低下)。米経済統計の発表が再開されれば、12月追加利下げ観測が再び強まるとの見方が背景にある。10年債利回りは一時3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。過去2営業日では計8bp近く上昇していた。

為替
 17日のニューヨーク外国為替市場では円売りが加速し、対ドルでは一時155円30銭と2月以来の安値を更新した。対ユーロでは一時180円台に下落し、過去最安値に沈んだ。
 日本経済が7-9月期に6四半期ぶりのマイナス成長となったことを受け、市場では政府が大型の補正予算を組むとの見方が出ており、財政悪化を懸念した円売りが優勢だ。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は小幅安。ロシア主要港での操業再開の兆しが下押し要因となった一方、広範な地政学リスクが価格を下支えした。

金(ゴールド)
 金相場は3営業日続落。経済指標の発表が遅れ、景気動向の不透明な状況が続く中、米利下げ期待が後退している。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

17日
8:50 日 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算) 前回 2.2% 予想 -2.4% 結果 -1.8%
22:30 米 11月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回 10.7 予想 6.7 結果 18.7

本日の主要な経済指標

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、17日の通貨強弱。ニューヨーク時間でドル高、円安、豪ドル安となりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。11/18 6:00のレートは155.19。実態が155円超えて確定できるか。
 ドル円は、10月以降で見ると上昇傾向となっています。

ドル円の週足。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。
1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

17日(月)までの要因は
1、ドル円は上昇。1時155円を超えて日銀や日本政府が警戒している。
2、米国のADP雇用統計などの経済指標が好結果
3、米政府閉鎖は終了となる。雇用統計は20日発表の見通しで情報を確認したい。

 12月のFOMC利下げは42%、米政府再開するもFRBメンバーの利下げ慎重意見が出始める。ドル円155円以上では、日銀や日本政府要人の口先介入や円高情報に注意したい。7-9月日本GDPはマイナスとなっている。155円ブレイクはあり得る展開となりそう。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動

2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

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・夕刊 月から金 18:00頃 
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記:しまてつ

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取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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