【朝刊】2026年5月6日【FX初心者】ドル円は157円後半。再介入の警戒と中東情勢は停戦維持

投資

5日の米株式相場は反発。米国とイランの停戦が維持されている兆候を受けて本格的な戦争への懸念が和らぎ、原油価格は下落しました。ドル円は上昇し、1ドル=158円に接近。介入後の高値を更新しました。


 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争 勃発
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
4/28 日 日銀 金利維持 0.75%
4/29 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%

FedWatch 6月 利下げ 4.0%(前日 4.8%) 
      年内は維持
      最終目標 

ファンダメンタルズ

【今朝の5本】

【注目ニュース】

イランとの停戦維持、米国防長官が強調-ホルムズ海峡巡る戦闘再発後
ケイン統合参謀本部議長は5日、国防総省で記者団に対し、イランによるペルシャ湾の船舶やUAEへの攻撃は停戦違反には当たらないとの認識を示した。同席したヘグセス国防長官も、約1カ月前に始まった停戦は現在も維持されていると確認した。

AMDが強気な業績見通し、AIデータセンター顧客からの受注急増
米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、好調な4-6月期(第2四半期)業績見通しを明らかにした。人工知能(AI)関連支出の急増という追い風が際立つ結果となった。

米株価、少数銘柄が支える最高値更新は「警戒信号」-ゴールドマン
米株式市場は過去最高値を更新したが、その上昇はごく少数の銘柄に支えられており、一部のウォール街関係者に、ドットコム・バブル前夜の状況を想起させている。ゴールドマン・サックス・グループの米国株式戦略責任者ベン・スナイダー氏が5日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、懸念を語った。

【欧州市況】

株上昇、堅調な決算を好感-英30年債利回り大幅上昇

欧州国債
5日の欧州株は上昇。中東の停戦維持をめぐり懸念があるものの、底堅い企業業績が買い材料となった。ストックス欧州600指数は0.7%上昇。

欧州株式
欧州債市場では、祝日明けの英国市場で同国債が急落。前日の世界的な債券安に追随する形となり、長期債利回りが大幅に上昇した。英30年債利回りは一時13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して5.78%と、1998年以来の高水準となった。10年債利回りは5%を上回った。
トレーダーの間では、イングランド銀行(英中央銀行)による今年の利上げ見通しが加速。スワップ動向によれば、年末までに計70bpの利上げが示唆された。

【米国市況】

S&P500が最高値、停戦維持で原油下落-円は介入後の安値

米国株式
5日の米株式相場は反発。米国とイランの停戦が維持されている兆候を受けて本格的な戦争への懸念が和らぎ、市場はひとまず落ち着きを取り戻した。
S&P500種株価指数は再び最高値を更新した。テクノロジー銘柄が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.2%高と、こちらも最高値を付けた。

米国債
米国債は上昇。10年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、4.40%を付けた。原油価格の下落などが背景にある。

為替
外国為替市場では円が対ドルで3営業日続落。一時0.4%安の157円92銭まで売られ、4月30日に日本の当局が介入を実施して以来の安値を更新した。
欧州時間には円が急激に下げ幅を広げ、その後一気に下げを消す場面もあるなど、荒い動きが見られた。円は他の主要通貨に対しても全面安となった。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は小幅安。

原油
原油は下落。中東で4週間続く停戦がこの日も維持され、前日にホルムズ海峡での衝突やアラブ首長国連邦(UAE)への攻撃で上昇した動きは一服した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、前日比4.15ドル(3.9%)安の1バレル=102.27ドルで終了。北海ブレント先物7月限は4.57ドル(4%)下落して109.87ドルで終了した。

金(ゴールド)
金は上昇。米国とイランの停戦が維持され、本格的な戦闘再開への懸念が後退した。原油高によるインフレ加速への警戒が和らぎ、買いが優勢になった。
米国とイランが早期に事態を解決できれば、エネルギー価格は落ち着き、インフレ圧力も和らぐ公算が大きい。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを実施する必要性は低下する可能性がある。利回りを生まない資産である金にとって、低金利環境は追い風となる。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は35.20ドル(0.8%)高の4568.50ドルで取引を終えた。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米新築住宅販売、3月は予想以上に増加-価格低下が支援
3月の米求人件数が小幅減少、採用は幅広い分野で持ち直す
ISM非製造業指数、4月は53.6に低下-仕入れ価格指数は高止まり

5日
13:30 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 前回 4.10% 予想 4.35% 結果 4.35%
23:00 米 4月ISM非製造業景況指数(総合)前回 54.0 予想 53.7 結果 53.6
23:00 米 3月新築住宅販売件数(年率換算件数) 予想 66.0万件 結果 68.2万件
23:00 米 3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 前回 688.2万件(692.2) 予想 685.0万件 結果 686.6万件

本日の主要な経済指標

6日
18:00 欧州 3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 前回 -3.0% 予想 1.8% 結果
21:15 米 4月ADP雇用統計(前月比) 前回 6.2万人 予想 12.0万人 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、5日の通貨強弱。ロンドン時間から円が売りとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。5/6 6:00のレートは157.88。注目されるラインは157.5を越えました。下は154.3となります。次に意識される上のラインは160円となりそうです。再度の介入もありえるので注意が必要です。

 ドル円の週足。4月27日の週は長い陰線。為替介入が実施された模様。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。ドル円は上昇し高止まりの状況でした。

8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。イラン戦争激化、原油危機
4月 イラン戦争 終結見えず

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
4/28 日銀 金利維持 0.75%
4/29 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%

日本当局がさらなる介入の可能性も示唆しています。引き続き介入の警戒は必要となります。


シナリオ② 地政学リスク

米・イランの戦争はどうなる?

イランとの停戦維持、米国防長官が強調-ホルムズ海峡巡る戦闘再発後

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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