2025年9月23日【FX初心者】ドル円はレンジ。

投資

 17日のFOMCは0.25%の利下げで4.00%-4.25%、19日の日銀金融政策決定会合では0.5%の金利を維持することが決定されました。日銀ETF売却などのサプライズはあったもののドル円はまたレンジに戻りました。今週末のPCEなどをみて今後の動きを探っていくことととなりそうです。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
米雇用統計 8月雇用者数は2.2万人増、予想7.5万人増
米CPIはほぼ横ばいも 前年同月比は2.9% コアは3.1%
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%


FedWatch 0.25利下げ 89.8% (前日 91.9%)  年内 2 回 最終目標 3.00-3.25%

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米経済】
エヌビディアがOpenAIに最大1000億ドル投資-データセンター構築

オラクル、共同CEOの新体制に移行-クラウド重視が一段と鮮明に

【米政治】
マイラン理事、大幅利下げの根拠を主張-FRB内での異色ぶり鮮明に
 マイラン米連邦準備制度理事会(FRB)理事は22日、政策金利が高過ぎるとして、労働市場を守るために今後数カ月で積極的な利下げを実施すべきだと主張した。同氏の見解はトランプ大統領の要求と一致しているが、FRB内では例外的な見解であることが浮き彫りとなった。

【地政学】

米国指標

【米国市況】 S&P500最高値、AIに一段と強気-円上昇し147円台後半

株式
 22日の米株式相場は続伸。米半導体大手エヌビディアの大型投資報道を受け、人工知能(AI)に対する楽観論が一段と強まった。円は対ドルで上昇し、147円台後半での推移となった。 

債権
 米国債相場は短期ゾーンを中心に下落(利回り上昇)。週内に短中期債の入札を控える中、この日は社債発行も多かった。

為替
 外国為替市場ではドル指数が反落。週内に発表される主要な経済指標や米金融当局者の発言を見極めたいとのムードが広がる中で、小幅に下げた。 

原油
 ニューヨーク原油先物相場はほぼ横ばい。市場では、欧州連合(EU)によるロシア産エネルギーへの新たな対応などが意識された。EUが準備する対ロシア追加制裁は第三国に拠点を置く石油関連企業を対象とする方針であり、中国企業やインド企業が影響を受ける見通しだ。

金(ゴールド)
 金相場は上昇し、スポット価格は過去最高値を更新した。金を裏付けとする上場投資信託(ETF)への資金流入は3年ぶりの高水準に達した。投資家の間には、米利下げ局面がさらに続くとの見方がある。

午後のニュース

日本市況

【日本市況】休場

株式 

債権

為替

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

 

本日の主要な経済指標

23日
17:00 欧州PMI総合 前回 51.0 予想 51.1 結果 51.2
17:30 英PMI総合 前回 53.5 予想 52.7 結果 51.0
22:45 米PMI
23:00 9月リッチモンド連銀製造業指数
25:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

テクニカル分析

通貨強弱

上図は9/22の通貨強弱。カナダドルに売り、ユーロが買いとなりました。

値動き

ドル円は、方向感なし。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。9/22 6:00のレートは147.73。意識される直近安値は9/17の145.47となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。また、レンジ内に戻りました。このレンジは8月雇用統計の前後日を除いて約2か月以上続いています。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 政策金利

9/17日のFOMCでの利下げは-0.25%となり、予想通りでした。今後の見通しは年内2回、次年1回の見通しとなり大口の見通しより「タカ」となりました。
 日本銀行は19日の金融政策決定会合で、保有する上場投資信託(ETF)の市場への売却を全員一致で決めました。政策金利は0.5%程度に据え置くことを決定しました。
 ドル円はは2か月以上続いたレンジに戻りました。
>>現状では方向感なし。トレード不向き


9/5  雇用統計は先月に続き悪化
9/12 CPIはほぼ予想通り
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 政策金利 0.50% 

日単位(デイトレ向け)

 上グラフは本日ここまでの通貨強弱。PMIの結果が悪くポンドが急落しています。ポンドドル、ポンド円は短時間下落に乗る、または反発を見極める手法が考えられます。

シナリオ②レンジトレード

 上はドル円の9/15からの1時間足です。18:00現在147.88。上限148.58 下限146.31 となります。FOMC前のレンジに戻りました。

>>ドル円は方向感なく値幅もない。トレード不向き。トレードするならスキャル感覚で早めの決済。本日はポンドにスキャルのチャンスありそうです。

 参考 利食い 0.5円 損切 0.3円 

シナリオ③ 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦協議(和平合意)は大きく後退。両首脳の直接会談は実施されそうにない状況
・トランプ氏が圧力強化、ロシア産原油輸入国に制裁検討もNATO足並みそろわず。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、シナリオ構築をおこない情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・月から土 夕方18:30頃 
・日    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

 私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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