2025年9月22日【FX初心者】FOMC、日銀でドル円はまたレンジへ。

投資

  19日の日銀金融政策決定会合では、0.50%の金利は維持されました。ETFの売却を決定

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
米雇用統計 8月雇用者数は2.2万人増、予想7.5万人増
米CPIはほぼ横ばいも 前年同月比は2.9% コアは3.1%
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%


FedWatch 0.25利下げ 91.9% (前日 91.9%)  年内 2 回

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米経済】
FRB注目のインフレ指標、鈍化の公算-雇用減速対応に余裕も
 今週発表される米国の経済統計では、米連邦準備制度が基調インフレ指標として選好する8月の個人消費支出(PCE)価格指数が注目される。
 変動の激しい食料品とエネルギーを除くコア指数の前月比上昇ペースは7月から鈍化した可能性が高く、労働市場が弱含む状況に対応する若干の余地を政策担当者に与えそうだ。
 26日公表されるPCEコア価格指数の8月上昇率は前月比0.2%と、7月の0.3%を下回る見通しだ。前年同月比では7月と同じ2.9%と高止まりが続きそうだ。

【米政治】
トランプ大統領、10月1日の米政府閉鎖は「十分あり得る」と予想

【地政学】
トランプ氏、EUにロシア原油購入停止を再度要求-そんな場合かと批判
トランプ米大統領は、ウクライナとの停戦に向け、ロシアのプーチン大統領への圧力を米国が強化する条件として、欧州各国にロシア産原油の購入をやめるようあらためて要求した。
 トランプ大統領は20日、バージニア州マウントバーノンで開かれた夕食会でのスピーチで、「欧州はロシアから石油を買っている。そんな場合だろうか」と訴えた。
  欧州のロシア産エネルギー購入をトランプ氏は繰り返し批判してきた。18日にはスターマー英首相と会談後、ロシアへの経済的圧力を強化する用意があるとしながらも、「私が闘ってやっている人々がロシアから石油を買い続ける限り、そうするつもりはない」と語った。

米国指標

【米国市況】 前日休場

株式

債権

為替

原油

金(ゴールド)

午後のニュース

自民総裁選、高市・小泉両氏軸に5人の争いに-党再生かけ論戦
 自民党総裁選が22日告示され、5人が立候補した。10月4日の投開票に向け、前回上位につけた高市早苗前経済安全保障担当相と小泉進次郎農相を軸に党の再出発をかけて論戦を展開する。

日本市況

【日本市況】日経平均高値、米テック高好感-短中期金利08年来高水準
 22日の日本市場では株式が反発。日経平均株価の上げ幅は一時700円を超え、終値で2営業日ぶりに最高値を更新した。先週末の米国株市場で新型スマートフォン「iPhone 17」の需要堅調なアップルや、大型クラウド契約の協議を進めているオラクルなど大型テクノロジー株が上昇したことが好感された。国内政策期待も続いた。

株式 
 東京株式相場は、電機や精密機器といった輸出関連、非鉄金属、商社など海外景気敏感業種に買いが先行。日銀の根強い利上げ観測から銀行株も堅調だった。
 ソニーグループがTOPIX上昇に最も貢献。太陽誘電や村田製作所など米アップルに製品を供給する電子部品株は軒並み上昇した。アップルがiPhone 17の需要好調を受けて生産委託先に一部モデルの増産を指示したとの報道を好感した。

債権
 債券相場は下落。日銀による早期利上げ観測の高まりを背景に売りが優勢となった。

為替
 東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=148円台前半に下落した。日米の金融政策イベントを通過し、円売り・ドル買いが先行。日本株の上昇もリスク選好の円売りにつながった。半面、国内政治の不透明感から大きな方向感は出にくく、午後には米長期金利の低下もあり、下げ渋った。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

 

本日の主要な経済指標


テクニカル分析

通貨強弱

上図は9/19の通貨強弱。日銀の政策金利が発表されると円高に総裁会見後やや円安方向になりました。また、ロンドン時間以降はポンドが売られました。

値動き

ドル円は、日銀政策金利発表後に下落、その後上昇で全戻しとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。9/20 6:00のレートは147.95。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。また、レンジ内に戻りました。このレンジは8月雇用統計の前後日を除いて約2か月以上続いています。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 政策金利

9/17日のFOMCでの利下げは-0.25%となり、予想通りでした。今後の見通しは年内2回、次年1回の見通しとなり大口の見通しより「タカ」となりました。
 日本銀行は19日の金融政策決定会合で、保有する上場投資信託(ETF)の市場への売却を全員一致で決めました。政策金利は0.5%程度に据え置くことを決定しました。
 ドル円はは2か月以上続いたレンジに戻りました。
>>現状では方向感なし。トレード不向き


9/5  雇用統計は先月に続き悪化
9/12 CPIはほぼ予想通り
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 政策金利 0.50% 

日単位(デイトレ向け)

シナリオ②レンジトレード

 上はドル円の9/15からの1時間足です。18:00現在147.88。上限148.58 下限146.31 となります。FOMC前のレンジに戻りました。

・FOMC ある程度予想通りで織り込み済 巻戻しも限定的
・日銀 金利維持は予想通り。ETF売却で動くも限定的
>>方向感なくトレード不向き、トレードするならスキャル感覚で早めの決済

 参考 利食い 0.5円 損切 0.3円 

シナリオ③ 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦協議(和平合意)は大きく後退。両首脳の直接会談は実施されそうにない状況
・トランプ氏が圧力強化、ロシア産原油輸入国に制裁検討もNATO足並みそろわず。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、シナリオ構築をおこない情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

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・月から土 夕方18:30頃 
・日    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

 私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

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