現在、米政府機関の一部が閉鎖となっていますが、9月の米消費者物価指数(CPI)は15日、生産者物価指数(PPI)は16日に発表が予定されています。次回FOMCは28-29日に開催されます。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
10/1 ADP雇用統計 -3.2万人
FedWatch 0.25利下げ 97.8% (前日 99.0%) 年内 2 回 最終目標 3.00-3.25%
(12月の利下げ観測が増進 90%超 )
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
トランプ氏、数千人の職員削減検討、民主に圧力-政府閉鎖2日目
【米経済】
米労働市場の停滞鮮明、企業は採用も解雇も縮小-チャレンジャー調査
シカゴ連銀総裁、米経済は「かなり堅調」と認識-労働市場も安定
【関税】
ベッセント氏「かなり大きな打開」見込む-中国との次回貿易交渉
【欧州】
EU、鉄鋼関税を米国並み50%に引き上げ提案へ-割当枠超過分に
米国指標
【米国市況】 政府閉鎖2日目も株上昇、ハイテク勢い衰えず-ドル反発
株式
ハイテク株の比重が高いナスダック100指数は、2日連続で最高値を更新した。OpenAIの企業価値は5000億ドルに膨張。世界最大のスタートアップ(新興企業)となり、AIに対する楽観が強まった。
債権
米国債相場は小動き。経済統計の発表に遅れが生じ始め、投資家はFRBの次の手を見極めるにも、労働市場のデータが得られない状況となった。
為替
外国為替市場のドルは反発。ワシントンの与野党対立による政治リスクに、重要統計の発表延期が加わり、ドルの上値は重い。
原油
ニューヨーク原油相場は4日続落し、およそ5カ月ぶりの安値となった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが5日の会合で、一段の生産量回復で合意するとの見方が引き続き弱材料となった。米政府機関の閉鎖でリスクオフの心理も広がっている。
金(ゴールド)
金スポット相場は6営業日ぶりに下落。ドルの上昇が重しとなったほか、これまでの最高値更新を受けて利益確定売りが優勢となった。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
2日
本日の主要な経済指標
3日
8:30 日 8月失業率(雇用) 前回 2.3% 予想 2.3% 結果
17:00 欧 サービスPMI 前回 51.4 予想 51.4 結果
17:30 英 サービスPMI 前回 51.9 予想 51.9 結果
18:00 欧 PPI(前年同月比) 前回 0.2% 予想 -0.4% 結果
22:45 米 サービスPMI 前回 53.9 予想 53.9 結果
23:00 米 非製造業ISM 前回 52.0 予想 51.7 結果
テクニカル分析
通貨強弱

上は、2日の通貨強弱。主要通貨は小動き。
チャート分析

ドル円の日足チャート。10/3 6:00のレートは147.03。元のレンジの中央付近。意識される直近安値は9/17の145.47となっています。次の意識される上のラインは、9/3高値の149.19となります。レンジは7月から8月雇用統計、9月末付近を除いて2か月以上続いています。
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 政策金利
米政府機関の一部が閉鎖のとなり、経済不安からドル売りとなりました。雇用統計は延期となります。ADPは雇用の悪化が示され次回FOMCでの利下げは確定的となりました。円は、日銀メンバーの発言機会が増えていきます。次回会合での利上げ期待が高まりつつあります。
戦略として、連日ドル円は下落しているので大きな値動きは期待できませんが「売り」を検討していきます。別途の小要因での上昇を待ち、「戻り売り」をしたいところです。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。ロシアはEUに対して圧力をかけています。
>> ブルームバーグ記事 ロシアは報復措置で資産差し押さえを検討、EUが凍結資産活用なら」
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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