トランプ氏がクック理事解任意向を表明し、ドル円は一時下落しました。クック理事をが解任された場合、トランプ氏は新たな理事を任命し、利下げ政策を加速できることになります。一連の流れで利下げ観測が前進しました。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
米PMI 上昇でインフレ懸念
ジャクソンホール会合でパウウェル議長が利下げ容認姿勢
FedWatch 0.25利下げ 88.3% (前日 83.3%) 年内 2 回
前日の振返り
【日本市況】
26日の日本市場では株式が大幅に下落した。トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事解任を表明したことで米株先物が値下がりして重しになった。円は一時大幅高。
【ニュース】
全米ベースの住宅価格、23年以来の低い伸び-NYは「突出した例外」
米消費者信頼感指数が低下、雇用と所得に対する懸念を反映
バーキン総裁「金利調整は小幅にとどまる」-経済活動は緩やかと予想
【欧州市況】仏債利回り一時5カ月ぶり高水準、仏株安い-政局に懸念
26日の欧州債市場では、フランス債利回りが一時5カ月ぶりの高水準を付け、ドイツ債とのスプレッドが拡大した。バイル首相が表明した来月の信任投票が政局の混乱を悪化させるとの懸念が高まった。
【米国市況】30年債利回り上昇、ドル下落-FRB独立性巡る懸念で
・ニューヨーク外国為替市場では、クック理事の解任問題を背景にドル指数が下落。
・主要3株価指数がそろって反発。政治色の強い報道が相次ぐ中でも、市場では強気なムードが根強かった。9月の利下げが有力視されているほか、米経済の底堅さや企業収益の堅調さが、株式投資家のセンチメントを支えている。
経済指標
環境認識

上グラフは通貨強弱。

値動きは、ドル円はクック理事解任報道で一時下落もその後ある程度戻しました。

ドル円の日足チャート。8/27 6:00のレートは147.44。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
本日の動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今後の動き
シナリオ① 政策金利
22日 パウウェル議長公演で利下げに進むと市場は判断
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因
主な経済指標
8/28木 米GDP 米失業保険 月末前日
8/29金 米PCE 月末
シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議
ロシアウクライナ戦争が停戦協議(和平合意)はやや停滞か?ウクライナの安全の保障が問題
>>早期和平を望むトランプ氏が圧力をかけ始めている。
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
8/29の米PCEの結果は注目となります。(FOMC判断材料)
2、ロシアウクライナ停戦協議
>>現在は停滞、結果により市場混乱
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー