ジャクソンホール会合でパウウェル議長が講演をおこない、利下げを容認するともとれる発言を受けてクローズまでにドル円は下落した。週明けは利下げ楽観がやや後退し、ドル円を巻き戻す展開となりました。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
米PMI 上昇でインフレ懸念
ジャクソンホール会合でパウウェル議長が利下げ容認姿勢
FedWatch 0.25利下げ 83.3% (前日 84.0%) 年内 2 回
前日の振返り
【日本市況】
25日の日本市場では株式が続伸。米国でパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて利下げ観測が高まり、景気懸念の後退から米国株が急伸した流れを引き継いだ。円の対ドル相場は前週末の大幅上昇の反動から下落、債券は先物が小幅安となった。
【ニュース】
日本株は反落へ、米利下げ巡る楽観が後退-輸出や医薬品株に売り
26日の東京株式相場は3営業日ぶり反落の見込み。米国株市場で利下げを巡る楽観が後退し、景気敏感業種が売られたことが嫌気される。
米国は韓国に関税で譲歩示さず、北朝鮮問題や造船では協力-首脳会談
トランプ政権、インド輸入品への50%関税賦課巡る通知案を公表
フランス内閣が9月にも総辞職の恐れ、信任投票実施へ-仏資産に売り
ダラス連銀総裁、9月四半期末に短期金融市場で圧力生じる可能性
【米国市況】
25日の米国株式市場では、主要株価3指数がそろって反落。重要なインフレ指標の発表を週内に控え、利下げを巡る楽観ムードが後退した。利下げ期待から前週末に大幅高となっていた米国債も反落。一方、ドルは主要通貨に対して全面高となった。
ニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要10通貨に対して全面高。重要なインフレ指標の発表を控え、利下げへの過度な楽観論が後退したことが支援した。
経済指標
環境認識

上グラフは通貨強弱。ニューヨーク時間にドル高ユーロ安となっている。

値動きは、ドル円はじり高でした。

ドル円の日足チャート。8/23 6:00のレートは146.88。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
本日の動き
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今後の動き
シナリオ① 政策金利
22日 パウウェル議長公演で利下げに進むと市場は判断
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因
主な経済指標
8/28木 米GDP 米失業保険 月末前日
8/29金 米PCE 月末
シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議
ロシアウクライナ戦争が停戦協議(和平合意)はやや停滞か?ウクライナの安全の保障が問題
>>早期和平を望むトランプ氏がフラストレーションか?
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
8/29の米PCEの結果は注目となります。(FOMC判断材料)
2、ロシアウクライナ停戦協議
>>現在は停滞、結果により市場混乱
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー