2025年7月16日【FX初心者】米CPIコア上昇も予想に届かず、ドル円は上昇。今夜は米PPIでトレンド継続なるか?

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*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 本日は、昨夜の米CPIの結果と今夜の米PPIに向けて環境認識とシナリオを想定して戦略を考えました。ドル円はレンジが続いたので大きく動く可能性があります。予想は、前月比上昇・前年同月比上昇減となっています。

CPIコアの結果は上昇も予想上回らずで下の①から③のシナリオの①と③の中間の結果となりました。ドル円は上昇するも限定的という値動きでした。
①予想上ならドル円上昇 ⇧ 「買い」
②前回下ならドル円下降 ⇩ 「売り」
③マチマチならレンジ継続 「見送り」

米PPIについては、米CPIである程度「結果」はでているので値動きが少ない可能性があります。シナリオは以下のようになります。
①予想上ならドル円上昇 ⇧ 「買い」 
②前回下ならドル円下降 ⇩ 「売り」 
③マチマチならレンジ
 

前日の振返り

15日の関税関連情報
 トランプ米大統領は日本に対し25%の関税を通告した書簡で、巨額の対米貿易黒字を依然問題視していることをにじませた。日本では黒字削減策として液化天然ガス(LNG)や農産物、自動車などの輸入拡大案も浮上しているが、課題も多く解消は容易ではない。

15日の日本市場 
 債券が下落。長期金利は一時1.595%に上昇し、約17年ぶりの高水準を付けた。20日投開票の参院選で与党が過半数を割り込めば、拡張的な財政政策に傾くとの懸念が強まっている。株式と円の対ドル相場は方向感のない取引となっている。

米コアCPI
6月の米消費者物価指数(CPI)は、食品とエネルギーを除くコア指数が5カ月連続で市場予想を下回った。ただ細部を見ると、企業が関税に伴うコストの一部を消費者に一段と転嫁し始めている状況がうかがえる。

NY連銀製造業指数
7月のニューヨーク連銀製造業景況指数は予想外に活動拡大を示した。プラス圏に戻ったのは5カ月ぶり。受注と出荷が強かった。

経済指標 

米国 7月15日 21:30発表結果

  • 6月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回 0.1% 予想 0.3% 結果 0.3% 
  • 6月消費者物価指数(CPI)(前月同月比) 前回 2.4% 予想 2.6% 結果 2.7%
  • 6月消費者物価指数(CPIコア)(前月比) 前回 0.1% 予想 0.3% 結果 0.2%
  • 6月消費者物価指数(CPIコア)(前月同月比) 前回 2.8% 予想 2.9% 結果 2.9%
  • 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回 -16.0 予想 -9.5 結果 5.5 こちらもチェックしよう。

米国 7月16日 21:30発表

  • 6月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回 0.1% 予想 0.2% 
  • 6月卸売物価指数(PPI)(前月同月比) 前回 2.6% 予想 2.5% 
  • 6月卸売物価指数(PPIコア)(前月比) 前回 0.1% 予想 0.2% 
  • 6月卸売物価指数(PPIコア)(前月同月比) 前回 3.0% 予想 2.7% 

英国 7月16日 15:00発表 CPIとPPIがあります。ポンド取引する人は要チェック

環境認識

値動きは7月最高値となりました。1日の最大最小の値幅は1.474 終始では1.162となりました。値動きはCPI発表からニューヨーク時間前半で限定的でした。

 ドル円の日足チャート。4/23以来のレンジ内のレンジを足の実態で突破している。7/2以降は足・5MA・10MA・20MA・50MAが上から並んだ上昇トレンドとなっている。7/16 6:00のレートは148.85で5/12高値付近、前日高値は149.02、直近安値は7/10の145.75となっている。

今日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

PPI発表後のシナリオ

シナリオ① PPI全体大きく予想上振れ

 ドル円は発表同時に大きく上昇します。その後押し目を待って「買い」となります。どこで「買う」かですが、15分足初動後のフィボナッチの38.2または50.0が目安となります。利確目安は、キリ番150.0や3/28高値151.2となります。損切は前週高値147.5となります。利小損大となってしまうかもしれません。

シナリオ② PPI全体大きく前回下振れ

 ドル円は発表同時に大きく下降します。上昇期待があるのでこのようなときはさらに大きく動く可能性があります。戻りを待って売りとなります。15分足フィボナッチの38.2が目安となります。また、下落の場合は戻りが無い場合も考えられます。「見送る」も考えておきます。利確目標は147.5またはトレンドライン147.0となります。損切は、キリ番150.0付近を考えます。

シナリオ③ 結果マチマチ

 結果がマチマチのときは、「見送り」です。明日、米小売売上高があります。こちらで動く可能性があります。

まとめ

 本日は、昨日の米CPIの結果と今夜の米PPIに向けて環境認識とシナリオを想定して戦略を考えました。

CPIである程度値が動いたことを考慮します。PPI結果が
①予想上ならドル円上昇 ⇧ 「買い」
②前回下ならドル円下降 ⇩ 「売り」
③マチマチならレンジ継続 「見送り」
となります。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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