【FX初心者】6月9日-6月13日 ドル円 今週の振り返りと来週はどうなる?

投資

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここではドル円を中心に前日の振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。それでははじめていきましょう。

今週の振返り

ドル円の4時間足チャート

ドル円の値動表

6月9日(月)
 先週末の米雇用統計の結果や早朝の日本GDPの指標結果ではドル円は大きく動かず、米中の通商交渉の結果待ちとなる。

6月10日(火)

 東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=145円台前半に下落。植田日銀総裁の発言や米中通商協議の進展期待からリスクオンのドル買い・円売りが優勢だった。その後は円がやや買い戻された。

植田日銀総裁の発言 >>将来的には金利引き上げ想定、利下げは考えておらず。

6月11日(水)

【日本】日本市場は債券が中長期債を中心に上昇。>>円は長期目線で円安と予測される。
(債権上昇→金利低下→株安・円安)

【関税】米中高官、貿易摩擦緩和に向けた枠組みで合意>>詳細はほぼ公表されず。

【米国】CPIコアが4カ月連続で予想下回る-関税転嫁なお限定的

6月12日(木)

【日本】トランプ米大統領が近く一方的に関税率を設定すると発言し、関税政策への懸念が再燃した。
>>円買い・ドル売りの流れとなっている。

石破首相、日米関税交渉で「早期合意より国益優先」

【米国】米PPI、前月比は予想下回る伸び。5月も抑制されたインフレを示した。財とサービスの価格は大きく上振れしなかった。

【米国】米失業保険の継続受給者数、予想上回る。米国の失業保険継続受給者数が2021年終盤以来の高水準に達し、失業者が新たな就職先を見つけるのに時間がかかっている。ただ当該週は祝日や夏休みが含まれる

6月13日

地政学リスク発生

 イスラエルがイランの核・弾道ミサイル関連施設への空爆を実行した。イラン軍のシェカルチ報道官は「シオニスト政権と米国は厳しい打撃を受けるだろう」と述べ、最高指導者ハネメイ師もイスラエルが間違いなく報復を受けると明言。一方、ルビオ米国務長官は米国の攻撃への関与を否定した。

【日本市況】株は大幅安、中東緊迫でリスク回避-債券高、一時円買い

【欧州市況】株と債券が共に下落-原油急騰でインフレ懸念強まる

【続報】イランが報復攻撃開始、イスラエルに向けてミサイル数百発を発射
 ・イスラエル、イラン核関連施設などへの空爆を継続
 ・米軍がミサイル迎撃を支援している-イスラエル当局者

【米国市況】株が反落、中東情勢の緊張で原油急伸-ドル144円近辺
・米国債は下げに転じる、逃避需要先行も原油高でインフレ懸念
・金は最高値付近、航空と旅行株が急落-エネルギーと防衛株は上昇

経済指標 ミシガン大消費者マインド指数、6月速報値60.5に上昇-予想上回る

週明けの動き

ドル円の日足チャートをみていきます。

 オレンジの平行チャンネルは一旦後退させました。理由としてこのラインはトランプ大統領就任以来の関税政策によるところが大きいと思われますが、近日初期の強行さはなくなっているからです。値動きとしては、水色の三角持ち合いになりつつあります。水平線では142.1から146.3のレンジ。拡大すると139.6から148.7となります。来週は、日銀政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)があります。政策金利はどちらも維持が想定されていますが、今後の見通しが注目されます。

FOMCについてはコチラ

次週の主な予定

6月16日 【米】6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
     
6月17日 【日本】日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 *特に注目
     【米】5月小売売上高
6月18日 【米】米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 *特に注目
     【米】前週分新規失業保険申請件数
6月19日 【英】イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
6月20日 【日本】5月全国消費者物価指数(CPI)
     【米】6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

まとめ

次週は日銀政策決定会合とFOMCがあります。ここは今後の見通しが重要になります。また、イランーイスラエルの紛争も規模や長期化があるのか注意しておきたいところです。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール
・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル、ポンド円
CFD:金スポット、原油
(銀・天然ガスは情報が少なく金・原油に切換ました)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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