*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
米(アメリカ)雇用統計直前情報を追記しました。
ここではドル円を中心に前日の振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。それでははじめていきましょう。
前日の振返り

【日本】30年債の入札
低調ながら想定の範囲にとどまった
東京外国為替市場の円相場は1ドル=143円台前半に下落。
【欧州】欧州中央銀行(ECB)政策金利 2.40%から2.15%に利下げ 予想通り
ラガルド総裁が、現在の利下げサイクルが終盤に近づいているとの見解を示した。
その後ドイツ債利回り急上昇
【米国】米利下げ、9月開始観測強まる-雇用指標の軟化で市場織り込み進む
債券市場では連邦公開市場委員会(FOMC)が早ければ9月にも利下げに踏み切るとの観測が浮上
【米国】米新規失業保険申請件数、予想外に増加し昨年10月以来の高水準
21:30 前回 23.9万人 予想 23.5万人 結果 24.7万人
前日の値動き

東京時間は30年債入札も動きは限定的。
ロンドン時間にECBが利下げを発表
ニューヨーク時間開始とともに一旦ドル円上昇。
今日の動き
欧州はGDP確定値と小売売上高が日本時間18:00発表。
米国は、日本時間21:30に雇用統計が発表される。今後の利下げ見通しに影響されるため注目となる。結果によってはボラティリティが期待できる。事前情報として、JOLTSは増加、ADPは減少となっている。
米(アメリカ)雇用統計直前情報
米国
21:30 5月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回17.7万人 予想13.0万人 予想より↓ ドル円↓
5月失業率 前回4.2% 予想4.2% 予想より↑ ドル円↓
これらの結果が悪ければFOMCでの利下げが意識されてドル安方向の流れになります。
カナダも同時刻に同様の指標が発表されます。アメリカと密接な関係があります。ドル円も盈虚を受けます。
21:30 5月新規雇用者数(前月比) 前回0.74万人 予想-1.25万人
5月失業率 前回6.9% 予想7.0%
予想が公表されると、市場はある程度予想に応じた値になっています。(折込済と表現されます)予想に対して差が大きいほど値か動きます。また、例えばドル高方向が揃えばさらに大きく動きます。各結果をしっかり見て総合的に判断しましょう。
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル、ポンド円
CFD:金スポット、原油
(銀・天然ガスは情報が少なく金・原油に切換ました)
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー