2025年8月23日【FX初心者】 パウウェル議長講演、ジャクソンホール会合で利下げ前進か。ドル円下落

投資

 昨日の注目は、ジャクソンホール会合でのパウウェル議長の講演でした。利下げに向かうと市場は判断したようです。ドル円は下落となりました。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
米PMI 上昇でインフレ懸念

FedWatch 0.25利下げ 84.0% (前日 73.5%)  年内 2 回

前日の振返り

【日本市況】
・債券相場は超長期債中心に下落。
・円相場は1ドル=148円台半ばで軟調推移。朝方発表された日本の全国消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、円がやや買われる場面もあったが続かず、午後に一時148円78銭と1日以来の安値を付けた。
・東京株式相場は4日ぶりに反発。ただ、パウエル議長の講演を控えて積極的な買いは入りにくく、日経平均はマイナス圏で推移する時間帯が長かった。

ニュース
パウエル議長、利下げのドア開ける-失業率安定で「慎重に」進行可能
・米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレ懸念が残る中でも労働市場へのリスクが高まっていることを指摘し、慎重ながらも9月の利下げに道を開いた。

カナダ、対米報復関税の多くを撤廃-トランプ政権に歩み寄り
カナダ政府は米国製品に課していた報復関税のうち、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に準拠する製品に関しては撤廃する。トランプ政権との緊張緩和を図る狙いがある。

29年サウジ冬季アジア大会、開催国変更を検討-他国に打診か
2029年冬季アジア競技大会の開催国であるサウジアラビアとアジア・オリンピック評議会(OCA)は、開催地変更の可能性を検討し、他国との接触を始めた。競技会場として計画されているサウジのスキーリゾートの建設が難航していることが背景にある。
>>建設費の高騰や財源の原油価格の下落
>>非公式で中国・韓国に打診?

【米国市況】
・22日の米国株式相場は急伸。週間ベースでプラス圏に浮上した。ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新して引けた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予想外にハト派的と受け止められ、投資家は利下げへの確信を強めた。
・米国債相場は大幅上昇。パウエル議長の講演を受けて市場では9月利下げの織り込みが深まった。
・ブルームバーグ・ドル指数は下落。パウエル議長の講演で9月利下げの確率が高まったと市場は受け止めた。円とユーロはいずれも1%余り上昇し、8月1日以来の大幅高となった。

経済指標

22日
日本 8:30 7月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 3.3% 予想 3.1% 結果 3.1%
ジャクソンホール会合 23:00パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

環境認識

上グラフは通貨強弱。ニューヨーク時間にドル高円安となっている。

値動きは、久しぶりのボラティリティとなりました。

 ドル円の日足チャート。8/23 6:00のレートは146.88。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。

本日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 政策金利

22日 パウウェル議長公演で利下げに進むと市場は判断
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因

主な経済指標
8/28木 米GDP 米失業保険 月末前日
8/29金 米PCE 月末

シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議

 ロシアウクライナ戦争が停戦および和平に進んでいる。ウクライナに対する安全保障が検討されている。トランプ氏がロシア、ウクライナ双方に柔軟性を求める。

まとめ

 本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。

今後について
1、日米の政策金利
  >>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
  >>日銀の10月利上げ
  
8/29の米PCEの結果は注目となります。(FOMC判断材料)

2、ロシアウクライナ停戦協議
  >>結果により、市場混乱

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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