2025年8月22日【FX初心者】 米PMIでドル円は上昇、ジャクソンホール会合に注目

投資

 昨日のドル円は米PMIが上昇しドル高円安となりました。市場の注目は、本日のジャクソンホール会合でのパウウェル議長の講演で利下げを示唆するかが注目となっていますが、「慎重」「タカ」発言に警戒が必要です。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
日本GDP 好結果で再び円高
米失業保険 労働環境は悪化
米PMI 上昇でインフレ懸念

FedWatch 0.25利下げ 73.5% (前日 80.9%)  年内 2 回

前日の振返り

【日本市況】
 21日の日本市場では債券が売られ、長期金利(新発10年債利回り)は2008年以来の高水準を更新した。日本銀行による追加利上げ観測と根強い財政懸念が背景にある。株式は3日続落、円は1ドル=147円台半ばと小幅下落した。

ニュース
米・EU、貿易協定実現へ前進-履行条件や関税措置の具体像明らかに
クックFRB理事の辞任促すよう要求、司法省がパウエル氏に書簡
米製造業PMI上昇、需要拡大で3年ぶり高水準-インフレ圧力も
米失業保険申請件数が増加、継続受給者数も高水準-雇用減速映す

【米国市況】
 21日の米金融市場では翌日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控えて慎重ムードが広がった。株価は下げ、米国債利回りは上昇。米製造業データを受けて、インフレ圧力が利下げ見通しを暗くする可能性が懸念された。

経済指標

21日 
16:00以降 各国 PMI 英・欧州・米国

米国 
21:30 前週新規失業申請件数 前回 22.4万人 予想 22.5万人 結果 23.5万人
   8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前回 15.9 予想 6.7 結果 -0.3
22:45 8月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)前回 49.8 予想 49.7 結果 53.3
   8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)前回 55.7 予想 54.2 結果 55.4
   8月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)前回 55.1 予想 53.5 結果 55.4

22日
日本 8:30 7月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
ジャクソンホール会合 23:00パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

環境認識

上グラフは通貨強弱。

値動きは、欧州・英国・米国のPMIが上昇したことにより徐々にドル高になった。

 ドル円の日足チャート。8/22 6:00のレートは148.36。下降トレンドラインを超えました。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。

本日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 政策金利

ジャクソンホール会合で方向性を示すか
22日 パウウェル議長公演
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因

主な経済指標
8/20水 英CPI 欧HICP
8/21木 PMI 米失業保険
8/22金 日本CPI

シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議

 ロシアウクライナ戦争が停戦および和平に進んでいる。ウクライナに対する安全保障が検討されている。トランプ氏がロシア、ウクライナ双方に柔軟性を求める。

まとめ

 本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。

今後について
1、日米の政策金利
  >>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
  >>日銀の10月利上げ
  
  ジャクソンホール会合 パウウェル議長発言に注目

  午前中の日本CPIに注目です。結果により以外に動くかもしれません。
  結果 予想より上 円高となり、昨日の巻戻し ドル円⇩
  結果 予想より下 円安継続 ドル円⇧

2、ロシアウクライナ停戦協議
  >>結果により、市場混乱

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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