2025年8月21日【FX初心者】 ドル円は材料少なく小動き、ジャクソンホール会合での「タカ」に警戒

投資

 市場の注目は、21日からのジャクソンホール会合でのパウウェル議長の講演で利下げを示唆するかが注目となっていますが、「慎重」「タカ」発言に警戒が必要です。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
日本GDP 好結果で再び円高

FedWatch 0.25利下げ 80.9% (前日 84.8%)  年内 2 回

前日の振返り

【日本市況】
 20日の日本市場では株式が大幅に下落した。米ハイテク株安を契機に過熱感を懸念した売り注文がソフトバンクグループといった銘柄に先行した。円は上昇して債券は下落(金利は上昇)。
 日経平均株価の下落幅は一時800円を超えた。

ロシアウクライナ停戦協議
ウクライナ「安全の保証」案、停戦後攻撃なら即対応義務付けを検討
・同盟国が24時間以内に-メローニ首相が提案、NATO加盟は排除
・集団防衛に近い支援提供の枠組み、経済支援やロシア制裁など選択肢
・トランプ氏は、米軍兵士をウクライナに派遣することは否定したが、米国が航空支援を提供する可能性には言及

ニュース
FOMC議事要旨、雇用よりインフレのリスク大きいと大半が判断
 米連邦準備制度理事会(FRB)が20日公表した7月29-30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、雇用を巡る懸念よりもインフレリスクの方が大きいと大半の当局者が指摘した。関税の影響を背景に、FOMC内で見解の相違が拡大している。

米住宅不況直撃で急降下、世界的建材大手の株価が1973年以来の大幅安

英インフレ率、7月は1年半ぶり高水準-利下げペースに疑問符

【米国市況】
・20日の米株式相場は下げ渋る展開。このところハイテク株への売りが続いていた
・米国債相場は2日続伸。ただFOMC議事要旨を受けて、2年債利回りはこの日の低水準からの戻しが続いた。
・ブルームバーグ・ドル指数はFOMC議事要旨を受けて下げ渋る展開となった。議事要旨ではインフレ高進リスクへの懸念が強調された。

経済指標

21日 
16:00以降 各国 PMI 英・欧州・米国

米国 
21:30 新規失業申請件数
   8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

環境認識

上グラフは通貨強弱。

値動きは、方向感なし

 ドル円の日足チャート。8/21 6:00のレートは147.28。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。

本日の動き

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

今後の動き

シナリオ① 政策金利

ジャクソンホール会合で方向性を示すか
22日 パウウェル議長公演
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因

主な経済指標
8/20水 英CPI 欧HICP
8/21木 PMI 米失業保険
8/22金 日本CPI

シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議

 ロシアウクライナ戦争が停戦および和平に進んでいる。ウクライナに対する安全保障が検討されている。トランプ氏がロシア、ウクライナ双方に柔軟性を求める。

まとめ

 本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。

今後について
1、日米の政策金利
  >>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
  >>日銀の10月利上げ
  ジャクソンホール会合(21日から)に注目

2、ロシアウクライナ停戦協議
  >>結果により、市場混乱

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

投稿スケジュール

毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日    休

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油

ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー

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