昨日のドル円は注目される経済指標はなく、東京時間に上昇し、ニューヨーク時間に下落しました。Nビディア決算に向けた動きとなりました。本日は米国で4-6月期四半期GDPの改定値が発表されます。利下げ材料となるかチェックしましょう。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
米PMI 上昇でインフレ懸念
ジャクソンホール会合でパウウェル議長が利下げ容認姿勢
FedWatch 0.25利下げ 87.2% (前日 88.3%) 年内 2 回
前日の振返り
【日本市況】
27日の日本市場では円が下落。米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る懸念や米利下げ観測からドルが売られた前日の反動もあり、ドル買いが先行した。株式は半導体関連株が買われて日経平均株価が上昇。債券は10年国債の利回りが2008年以来の高水準を更新した。
【ニュース】
ベッセント財務長官、FRBにクック理事の疑惑巡る内部調査要求
NY連銀総裁、全てのFOMC会合が「ライブ」-9月金利変更に含み
赤沢再生相が28日から10回目の訪米へ、相互関税の大統領令の修正促す
EU、米工業製品の関税撤廃を週内提案へ-トランプ氏要求に対応
トランプ関税にインド輸出業者が悲鳴、政府支援の早急な実施を訴え
フランスの政局不安、経済回復に危険信号-バイル首相信任投票へ
【米国市況】
・27日の米国株式市場は続伸。S&P500種株価指数は過去最高値を更新して引けた。米国債は短期債を中心に上昇する一方、ドルは下げに転じた。
・米国債相場は上昇(利回りは低下)。5年債入札は低調だったが、利下げ観測が利回りの下押し要因となった。
・ニューヨーク外国為替市場ではドル指数が下落。エヌビディア決算を控え、株式市場が値上がりしていることが背景にある。
経済指標
米国
21:30 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
新規失業保険申請件数
環境認識

上グラフは通貨強弱。NY時間にドルが下落しました。

値動きは、東京時間にやや上昇し、ニューヨーク時間に下落しました。

ドル円の日足チャート。8/28 6:00のレートは147.43。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
本日の動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今後の動き
シナリオ① 政策金利
22日 パウウェル議長公演で利下げに進むと市場は判断
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因
主な経済指標
8/28木 米GDP 米失業保険 月末前日
8/29金 米PCE 月末
シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議
ロシアウクライナ戦争が停戦協議(和平合意)はやや停滞か?ウクライナの安全の保障が問題
>>早期和平を望むトランプ氏がロシアに圧力をかけ始めている。
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
>>FedWatchで利下げ観測をチェック
8/29の米PCEの結果は注目となります。(FOMC判断材料)
2、ロシアウクライナ停戦協議
>>現在は停滞、結果により市場混乱
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー