*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
日米関税が合意されました。今後ドル円がどうなるか見ていきましょう
ここまで
米CPIコア ドル円上昇
日本の参議院選挙の結果で円安の巻き戻しは一服
日米の関税は合意 相互関税15%、自動車も15% ドル円はもみ合うも日本株高騰(日経平均一時+1400円)
米国と欧州の通商交渉は大詰め 不確実も欧州楽観的か?
今週は、注目される指標は、24日ECB のみ
前日の振返り
【日本市況】関税合意と石破首相退陣観測で株急騰、債券に売り圧力
23日の日本株は急騰した。トランプ米大統領が日本との関税合意を発表し、自動車など輸出関連を中心に買いが膨らんだ。
東京株式市場では全面高の展開となり、TOPIXと日経平均の上昇率は、トランプ大統領による上乗せ関税の一時停止表明を受けて株価が急騰した4月10日以来の大きさとなった。
債券相場は大幅下落。日米関税合意を受けた日銀利上げ観測のほか、石破首相の退陣が早まるとの見方も売りを加速させた。
円相場は1ドル=146円台で売り買いが交錯していたが、石破首相の退陣を巡る報道後は売り優勢に転じ、一時147円台前半まで下落した。
内田日銀副総裁、不確実性低下で2%目標の実現確度が上昇-関税合意
日本銀行の内田真一副総裁は23日、日米関税協議の合意を受け、日本経済を巡る不確実性が低下し、2%物価目標の実現確度が上がるとの見解を示した
>>今後利上げ期待が高まる。
EU、米国と15%の関税率で合意に向け前進-外交筋
EU側は合意成立を楽観しているが、最終的な合意にはトランプ米大統領の承認が必要で、同氏の判断は予測が難しいため、慎重な姿勢も維持している。
環境認識

値動きは東京時間は乱高下、ロンドン時間に下落、ニューヨーク時間はレンジの展開でした。

ドル円の日足チャート。上昇予想から反転の下落となりました。7/24 6:00のレートは146.49、直近高値は7/16の149.18、直近安値は7/10の145.75となっています。日米関税合意により、乱高下となりました。
今日の動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今後の動き
シナリオ② 日米関税
8/1より、日本と米国の関税が合意となりました。相互関税15%、自動車15%、となりました。急転直下の展開となり、ドル円は乱高下、日本株は高騰しました。ドル円については詳細情報が追加されても余程の事がない限り材料視されることは少ないと思われます。
シナリオ③ 政策金利
米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の7月末FOMCの政策金利は据置の予想となっています。
ウオラー理事が利下げをアピールしています。(ドル安要因)
日本では、政策金利維持とみられていますが、関税合意により金利引き上げの観測が始まっています。(円安から円高観測に)
まとめ
本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。
今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいている。米政府が利下げ圧力(サプライズ要因)
FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
2、日本の状況
与党勢力後退は折込済 獲得議席はわずかに過半数割れかつ石破首相退陣は不確定。
関税は合意。相互関税は15%、自動車も15% >>ドル円はもみ合い
日銀の政策金利は維持がメインも利上げの道筋を示す。>>今後の利上げ観測に注目
3、今週はドル円に関する主要な経済指標が少ない。
となります。これらがベースとなり、消極的な動きとなりそうです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー