ドル円は方向感ありませんでした。ファンダメンタルズが薄く、ボラティリティが大きい状況が続きます。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
FedWatch 12月 0.25利下げ 66.4% (前日 68.9%)
最終目標 3.00-3.25%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
米民主党が政府再開巡る要求を緩和、共和党は拒否-隔たり続く
米上院民主党は7日、政府機関閉鎖を終わらせるための要求を一部緩和した。ただし、つなぎ予算案への賛成と引き換えに、失効が迫る医療保険補助金を1年間延長することを引き続き求めている。
【米経済】
FRB副議長、当局は慎重に対応を-金利は中立水準に近づきつつある
米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、金利が中立水準に近づきつつあることを踏まえ、金融当局として慎重な対応が求められるとの認識を示した。
米消費者1年先インフレ期待は3.24%、6月以来の低下-NY連銀調査
米消費者の1年先インフレ期待は10月に3.24%と、前月の3.38%から低下した。ニューヨーク連銀の調査で明らかになった。低下は6月以来。
【日本状況】 日経平均は大幅安、米景気懸念でリスクオフ-円下落転換 (7日午前)
7日の日本市場では株式が大幅に反落。米国で政府機関の閉鎖が続く中、民間統計が雇用市場の冷え込みを示し、リスクオフの動きが広がった。
日経平均株価の終値は607円(1.2%)安で、節目の5万円を一時割り込む場面があった。米国株と同様にソフトバンクグループやアドバンテストといった人工知能(AI)、ハイテク関連銘柄の下げが大きい。円は対ドルで一時152円台後半とほぼ1週間ぶりの高値を付けた後、午後に下落に転じた。上昇していた債券も小幅下落(金利は上昇)して取引を終えた。
【欧州市況】 英国債利回り、週間ベースで9月以来の上昇-株は下落
7日の欧州債市場では英国債が下落。週間ベースの利回りは9月後半以来の上昇となった。10年債利回りは4.46%。今週は5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。
短期金融市場では、12月の英利下げは17bpと織り込まれている。これは0.25ポイント利下げの確率が70%と想定されていることを示唆する。
欧州株は下落。この日は旅行・娯楽関連銘柄が売られた。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の親会社インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)の決算が予想を下回ったことが嫌気された。ストックス欧州600指数は0.5%下落。テクノロジー株や小売株も安い。同指数は週間ベースで2週連続安となった。
米政府閉鎖がFX市場に追い打ち、為替トレーダー2005年以来の成績不振
米史上最長の政府機関閉鎖が続く中、為替トレーダーのパフォーマンスが過去数十年で最悪となっている。経済指標の発表が途絶え、ドルの先行き見通しが不透明になっていることが背景にある。
中国レアアース輸出規制、2026年11月まで停止-貿易休戦受け正式決定
中国はレアアース(希土類)その他重要鉱物の輸出に関する包括規制の導入を、2026年11月まで停止した。貿易を巡る米国との休戦の一環。
米国指標
【米国市況】 S&P500種は小反発、終盤に買い-政府閉鎖解除への期待で
株式
7日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小反発。政府機関閉鎖の解除に向けた合意が近づいているとの期待が高まり、取引終盤に上げに転じた。今回の政府閉鎖は米国史上最長となっている。
債権
米国債相場は下落。来週の10年債や30年債の入札を控え、長期債を中心に売りが優勢になった。
為替
外国為替市場では、ブルームバーグのドル指数が3日続落。米政府機関の閉鎖が空の便に影響を及ぼし始めたことに加え、米消費者マインド指数が約3年ぶりの水準に低下したため、ドル売りが優勢になった。カナダの雇用統計が予想を上回ったため、カナダ・ドルは上昇した。
原油
原油先物相場は反発。市場では欧米の対ロシア制裁が供給に与える影響と、世界的な供給過剰懸念の両にらみが続いている。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は週間ベースでは下落。
金(ゴールド)
金相場は反発。ミシガン大調査で米経済を支える消費者のマインド悪化が示され、安全資産としての金の需要が高まった。
経済指標の発表を受けて国債利回りとドルが下落したことも、利息を生まない金の上昇を後押しした。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米消費者マインド、3年ぶり低水準-政府閉鎖と物価高で見通し暗く
7日
24:00 米国 11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回 53.6 予想 53.2 結果 50.3
本日の主要な経済指標
テクニカル分析
通貨強弱

上は、7日の通貨強弱。ドル、円、ユーロは方向感がありませんでした。
チャート分析

ドル円の日足チャート。11/7 6:00のレートは153.43。153.26のラインを上下する展開。その上は154.81で注目です。.下ラインは149.39となります。続落なるか注目です。
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
7日(金)までの要因は
1、日経やSP500は下落傾向。
2、米国のADP雇用統計などの経済指標が好結果
3、米政府閉鎖の解除に向けた動きも見え始めた。
12月のFOMC利下げはやや後退し、ドル円は上昇傾向。日本の要人の口先介入が出始めている。ドル円154円以上では、口先介入や円高情報に注意したい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動
2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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