日本時間の明日早朝4時にFOMCの発表があります。注目は今後の見通しを示すドットチャートが公表されます。結果を見ましょう。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%
FedWatch 12月 0.25利下げ 87.2% (前日 89.4%)
次回利下げ 6月
最終目標 2.75-3.00%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【今朝の5本】
目標達成が視野に
日銀の植田和男総裁は物価目標の達成に近づきつつあるとの認識を示し、来週の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測を一段と強めた。
大幅引き下げの余地
米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は、連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利には大幅な引き下げ余地があるとの認識を示した。ハセット氏は次期FRB議長人事で最有力候補とされている
史上最大
イーロン・マスク氏の宇宙開発企業、スペースXは300億ドル(約4兆7100億円)を大きく上回る資金の調達を目指し、新規株式公開(IPO)計画を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、史上最大規模のIPOとなる
インド投資
マイクロソフトは、向こう4年間でインドの人工知能(AI)およびクラウドコンピューティング分野に175億ドル(約2兆7500億円)を投じると表明した。同社としてはアジアで過去最大の投資となる。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)がモディ首相との会談後に発表した。
5カ月ぶり高水準
10月の米求人件数は767万件と前月比で増加し、5カ月ぶりの高水準となった。一方、採用ペースが鈍化したほか、レイオフ件数は拡大し、労働市場が引き続き減速している状況も示された。
【日本市況】 株上昇、トランプ氏が対中輸出緩和-長期金利は小幅低下
9日の日本市場では株式が上昇。トランプ米大統領のエヌビディアH200半導体の対中輸出を承認を受けてハイテク株が値上がりした。債券は長期債が小幅上昇(金利は低下)、円相場は対ドルで156円付近で推移している。
【欧州市況】 英中銀の利下げ観測拡大、長期債買われる-株は小動き
9日の欧州債券市場は、イングランド銀行(英中央銀行)の政策担当者の発言が利下げ観測を後押しし、英国債がわずかにアウトパフォームした。
欧州株は小幅な動きだった。ドイツ議会が過去最高額となる総額520億ユーロ(9兆4800億円)規模の軍事調達契約を承認する見通しとなり、防衛関連株が上昇した。
米国市況
【米国市況】 国債下落、予想上回る求人件数で-円売られ157円に接近
株式
ダウ工業株30種平均とS&P500種が下落。年内最後となる連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を翌日に控え、積極的な売買は控えられた。
債権
9日の米金融市場では、債券が下落(利回りは上昇)。米求人件数が予想を上回り、景気が底堅さを示す中で米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げの是非を判断するという課題が改めて浮き彫りになった。
為替
ニューヨーク外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が小幅高。ただ、プラス圏とマイナス圏を行き来する不安定な値動きとなった。JOLTS統計で、求人件数が5カ月ぶりの高水準となる一方、レイオフが引き続き増えたことが材料視された。
原油
原油先物は続落。前日に続き、石油製品の下落が相場の重しとなった。供給過剰懸念が根強いなか、トレーダーは今週発表される各報告書を注視している。
金(ゴールド)
金相場は反発。投資家は翌日に控える今年最後のFOMC政策決定発表に身構えている。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
9日
18:00 日 植田和男日銀総裁、発言
24:00 米 10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 前回 予想 715万件 結果 767万件
本日の主要な経済指標
10日
28:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回 3.75-4.00% 予想 3.50-3.75%
テクニカル分析
通貨強弱

上は、9日の通貨強弱。ロンドン時間開始とニューヨーク時間に円に売りが出ました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。12/10 6:00のレートは156.89。高値の下がりラインを超えました。クロス円全体が円安となっています。

ドル円の週足。今週は上ヒゲの短い陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっていましたが直近2週は連続高値切り下げ、今週は下ヒゲ陰線で終了。
1月 トランプ大統領就任
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
9日(火)までの要因は
1、1日に日銀総裁の利上げの可能性について発言した。
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月16日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。
3、米9月度PECデフレータはほぼ予想通り、9月時点で個人消費は横ばい。FOMC利下げの判断の後押しとなる。
12月のFOMC利下げ観測は87%、市場は日銀の利上げを織り込みつつある。ドル円日足チャートは高値の下がりラインを上にブレイク。すでに材料良化の円安の兆候が見られるが、FOMCと日銀の発表を確認したい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米ウクライナの和平協議が行われる予定
>>米ロシアも和平協議が予定されている
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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