【朝刊】2025年10月17日【FX初心者】米利下げ観測進む。年内0.5%以上が確実。ドル円はどうなる?

投資

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
10/1 ADP雇用統計 -3.2万人
10/1 米政府閉鎖
10/10 自民党・公明党連立解消

FedWatch 0.25利下げ 96.8% (前日 97.8%)
      0.50利下げ 3.2%  年内 2 回 最終目標 3.00-3.25%
(年内の利下げ2段階以上の観測が 100% )

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
トランプ氏、プーチン氏と再び会談へ-ウクライナでの戦争終結探る
 トランプ米大統領は、ウクライナ戦争の終結を目指し、ロシアのプーチン大統領とハンガリーの首都ブダペストで会談すると表明した。日程は未定としている。
 トランプ氏は16日、プーチン氏と約2時間に及ぶ電話会談を実施した。ソーシャルメディアへの投稿でトランプ氏は、来週に米ロが高官協議を開催し、その後ブダペストで首脳会談を行う予定だと表明。「ロシアとウクライナの間で続くこの『不名誉な戦争』を終わらせる道を探る」と述べた。

【米経済】
ウォラーFRB理事、慎重な利下げ主張-マイラン氏は大幅利下げ求める
 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、悪化する労働市場を支えるために、0.25ポイントずつ利下げを継続することができるとの認識を示した。一方、マイラン理事は、より大幅な利下げを引き続き主張した。

米小売売上高は9月に減速、民間データが示唆-政府統計は発表延期

米住宅建設業者の業況感、24年1月以来の大幅上昇-金利低下寄与

【日本】
植田総裁、見通し確度上がれば金融引き締め度合い調整-G20閉幕会見
 米ワシントンを訪問中の日本銀行の植田和男総裁は16日、経済・物価見通しの確度が高まれば金融引き締めを調整するとの考えを示した。主要7カ国(G7)、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議閉幕後の記者会見で述べた。

維新、自民との連立「20日までに判断」-政策協議を開始
 自民党と日本維新の会は16日午後、政策協議を行った。維新は自民との連立について臨時国会召集前日の20日までに判断する方針で、17日も両党で詰めの協議を進める。

米国指標

【米国市況】 株下落、銀行不安再燃でリスク回避-国債と円は買い優勢 
 16日の米株式相場は下落。値動きの荒い展開が続いた。地方銀行2行が不正の疑いがある融資の問題を明らかにしたことを受け、経済における信用の質を巡る懸念が強まった。米国債は上昇。円は対ドルで値上がりした。

株式
 S&P500種株価指数は朝方には上昇していた。半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)の好調な業績見通しを受けて、人工知能(AI)投資ブームへの期待が高まった。だがその後、同株価指数は下げに転じた。

債権
 米国債は2年債を中心に上昇。同年債利回りは2022年9月以来の水準に低下した。米地銀株が信用懸念で売られたことを背景に、安全資産とされる国債への買いが強まった。

為替
 ブルームバーグ・ドル・スポットは下落。安全資産への逃避需要が強まる中、主要10通貨では円やスイス・フランの上げが目立った。円は対ドルで一時0.6%高の1ドル=150円21銭まで買われた。

原油
 ニューヨーク原油相場は3日続落し、5カ月ぶり安値。トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナでの戦争終結を協議するためにハンガリーで再会すると表明した。これを受けて、近くロシア産原油の流通が拡大するとの見方が広がった。
 ロシアの石油インフラへの圧力が強まり続けている中で、ロシアとウクライナの戦争終結を目指す動きが出てきた。ロシアの石油輸出はウクライナ侵攻後最低の水準に落ち込んでいる。ウクライナのドローン攻撃にさらされ、ロシア製油所は被害が続いている。

金(ゴールド)
 ニューヨーク金相場は連日の最高値更新。米金融緩和への期待と米中の緊張激化が金需要を支えた。
 金スポットは8月に始まった上昇基調が続き、オンス当たり4300ドルの節目を上回った。投資家の購買意欲は他の貴金属にも及び、銀は前日に3%余り急伸。ロンドン市場の需給ひっ迫は解消されていない。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

16日
15:00 英 8月月次国内総生産(GDP)(前月比) 前回 -0.1% 予想 0.1% 結果 0.1%
21:30 米 10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前回 23.2 予想 8.6 結果 -12.8

本日の主要な経済指標

テクニカル分析

通貨強弱

上は、16日の通貨強弱。値動きが出ていますが、変化も大きく難しい相場ですね。

チャート分析 

ドル円の日足チャート。10/16 6:00のレートは150.40。次に意識される上のラインは153.26.下ラインは149.19となります。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

16日(木)の要因は
1、野党3党の協議決裂、維新が高市氏に接近で連立を協議
2、米国対中国 関税他貿易戦争か 月末会談に向けた駆け引き
があります。
3、民間データでは、経済の減速が現れ、年内0.5%以上の利下げが確定的になりました。

 野党協議決裂で高市氏の首相就任に向けて前進。米中の貿易の駆け引きにも注意が必要です。ヘッドラインで値動きが逆転することもあるのでトレードは慎重にしたいところです。


シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。

2、ガザ和平交渉合意

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火から土 6:30頃
・夕刊 月から金 18:00頃 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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