【朝刊】2025年10月30日【FX初心者】FOMC・日銀、ドル円はどうなる

投資

 本日早朝はFOMCの政策金利発表で0.25%の利下げが発表されました。さらに本日は日銀の政策金利の発表があり、0.50%の金利は維持される見込みです。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
9/19 日銀 金利維持 0.50%
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
10/1 ADP雇用統計 -3.2万人
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%

FedWatch 12月 0.25利下げ 68.4% (前日 91%)
      0.50利下げ %  最終目標 3.00-3.25%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
米中首脳会談、注目すべき8つの争点-レアアースやTikTokが鍵に
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が30日に韓国で会談を行う。米中貿易休戦合意が11月10日に期限を迎えるのを前に、両国関係の行方を占う重要な外交協議となる見通しだ。
・レアアース
・輸出規制
・フェンタニル
・TikTok
・港湾料金
・米国産大豆
・上乗せ関税
・対ロシア関係

【米経済】
エヌビディア時価総額、史上初の5兆ドル突破-AIブーム追い風
マイクロソフト、データセンター支出が予想上回る急増-株価下落
アルファベット株急伸、売上高が予想上回る-AI需要でクラウド好調

【日本市況】日経平均初の5万1000円台、AIや対米投資期待-債券下落
 29日の日本市場では日経平均株価が大幅に反発し、初めて終値で5万1000円台に乗せた。米ハイテク大手の動向や国内の好決算を受けて人工知能(AI)への期待が高まり、日米両政府が公表した対米投資に関心を示す企業一覧も材料視された。
 円相場は対ドルで一時152円台半ばまで下落。株高を背景としたリスク選好や日銀の早期利上げに対する懐疑的な見方から売りが優勢となった。朝方はベッセント米財務長官がインフレ抑制で日銀に裁量余地を与えるよう日本政府に呼び掛けたことに反応し、151円台半ばまで上昇する場面があった。債券相場は下落。ベッセント米財務長官のX投稿を受けて売りが優勢だった。

【欧州市況】株、国債ほぼ変わらず-投資家の関心はFOMCに集中

米国指標

【米国市況】 国債下落、円売り加速-パウエル議長が12月利下げに慎重
 29日の米金融市場では、国債相場が下落(利回り上昇)。ドルは上昇し、対円では一時153円台となった。S&P500種株価指数はほぼ変わらず。連邦公開市場委員会(FOMC)会合では、今後の金融政策を巡り内部で見解が分かれている兆候が見られた。

株式
 S&P500種はFOMC政策発表前までプラス圏で推移していたが、パウエル議長の会見中に失速した。

債権
 これを受けて、国債は下げ幅を拡大。米金融政策に敏感な2年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り上げて、7月以来の大幅上昇となった。10年債利回りは4%を再び上回った。

為替
 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は上昇。円は対ドルで下げ幅を拡大し、一時0.6%安の1ドル=153円06銭まで売られた。

原油
 ニューヨーク原油相場は4営業日ぶりに上昇。ロシアの主要石油企業に対する欧米の制裁の影響と、米在庫の大幅減少という材料を見ながら、買い優勢となった。

金(ゴールド)
 金スポット相場は4営業日続落。ニューヨーク時間の朝方は上昇していたが、パウエル議長が12月利下げは既定路線ではないとの見解を示したことを受け、下げに転じた。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

FOMCが2回連続で利下げ、パウエル議長は3回目「既定路線」を否定
 米連邦公開市場委員会(FOMC)は28、29両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。軟化する労働市場を支えるための利下げは、2会合連続となった。またバランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)を12月1日で終了するとも明らかにした。
 ただ米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、12月の追加利下げを当然のこととして想定すべきではないと、市場に警告を発した。

29日
27:00 米 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 結果 3.75-4.00%

本日の主要な経済指標

30日
12:00 日 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 前回 0.50% 予想 0.50%
18:00 欧 7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比) 前回 1.5% 予想 1.2%
22:15 欧 欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回 2.15% 予想 2.15%

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、29日の通貨強弱。豪ドル、ポンドドル、スイスフランに動きがありました。FOMCの結果は3時でドルに買いが出ています。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。10/30 6:00のレートは152.67。次に意識される上のラインは153.26.下ラインは149.39となります。上のラインを超えるとさらに上昇の機運となりそうです。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

29日(月)までの要因は
1、米国対中国 30日会談、下交渉は緩和的な合意
2、日本CPIはやや上昇。米CPIはやや減少。
3、FOMCでは0.25%の利下げが発表。
4、日銀は金利据え置きへ(日経新聞記事による)

 米中の緊張はやや緩和された模様。レアアースは供給され100%追加関税は回避される見通し。
日米首脳会談は政策や通商交渉の合意内容のの確認をおこなった。
 早朝のFOMCは予想通りの利下げでポジション調整の動き。本日の日銀の結果後の値動きを観察したい。


シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動

2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

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CFD:原油、金(ゴールド)

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