今夜(明日早朝)はFOMCの政策金利発表です。0.25%の利下げが既定路線となっています。また、明日は日銀の政策金利の発表があり、0.50%の金利は維持される見込みです。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
10/1 ADP雇用統計 -3.2万人
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
FedWatch 0.25利下げ 99.9% (前日 97.8%)
0.50利下げ 0% 年内 2 回 最終目標 3.00-3.25%
(年内の利下げ2段階以上の観測が 91% )
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
トランプ氏「日本にできることあれば必ず応える」-高市首相と会談
トランプ米大統領と高市早苗首相は28日午前、東京・元赤坂の迎賓館で初の首脳会談を行い、強固な同盟関係を維持していくことを確認した。
冒頭、トランプ氏は「日本のために私ができることがあれば、私たちは必ず応えると伝えたい」と述べた。日米関係について「われわれは最強レベルの同盟国だ」とも発言。日本が「防衛力の大幅強化に取り組んでいることは承知している」とも語った。
高市首相は「日米同盟の新たな黄金時代を共に作り上げたい」と述べた。日米は最も偉大な同盟だとし、共に世界の平和と繁栄に貢献していく考えを示した。
会談終了後、両首脳は日本による5500億ドル(約84兆円)規模の対米投資など日米関税交渉での合意実行を確認する「日米同盟の新たな黄金時代に向けて」とレアアース(希土類)と重要鉱物の供給・確保に関する枠組み文書に署名した。
また、ロリンズ農務長官は日本が米国産のトウモロコシ、大豆、コメ、エタノールなどの農産品を80億ドル(約1兆2000億円)分購入するとX(旧ツイッター)に投稿した。
米中首脳会談、注目すべき8つの争点-レアアースやTikTokが鍵に
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が30日に韓国で会談を行う。米中貿易休戦合意が11月10日に期限を迎えるのを前に、両国関係の行方を占う重要な外交協議となる見通しだ。
・レアアース
・輸出規制
・フェンタニル
・TikTok
・港湾料金
・米国産大豆
・上乗せ関税
・対ロシア関係
【米経済】
【日本市況】債券上昇、円買い優勢で151円台-5万円後一服の株式反落
28日の日本市場では債券が上昇。米国の長期金利が低下した流れや日本銀行が実施した国債買い入れの結果が堅調で買い安心感が広がった。日米首脳会談で特段の悪材料が出なかった点もプラス。城内実経済財政相の発言などを受け、円は1ドル=151円台後半へ上昇。前日に日経平均株価が初の5万円を付けた株式は反落した。
【欧州市況】
株は反落、決算が重しに-英中銀利下げ観測強まる
【地政学リスク】
イスラエル首相、ガザ攻撃を国軍に指示-米仲介の停戦が危機に
イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザでイスラエル兵が攻撃を受けたことへの報復として、イスラム組織ハマスに対する「強力な攻撃」を指示した。2週間余り続いてきた米国仲介の停戦の行方に疑念が生じている。
米国指標
【米国市況】 株が最高値、決算前のハイテク銘柄に買い-円8日ぶり上昇
株式
28日の米株式相場は4日続伸。大手ハイテク株が買われ、主要指数は再びそろって最高値を更新した。強気相場をけん引してきたハイテク各社の利益成長を、人工知能(AI)が引き続き支えるとの観測が広がった。
債権
米国債相場は総じて上昇(利回り低下)。この日実施された7年債入札は需要が低調だったが、利下げ観測を背景に利回り低下の流れはほぼ維持された。利回りはここ数週間で、年初来の低水準に近づいている。
為替
外国為替市場ではFOMCの政策決定を待つ中で、ドル指数が続落。円は対ドルで8営業日ぶりに上昇した。
原油
ニューヨーク原油先物相場は3営業日続落。供給過剰を示す兆候が強まりつつある中、終値で約2週間ぶりの大幅安となった。先週は米国がロシアの石油大手に制裁を科したことをきっかけに急騰していた。
金(ゴールド)
金スポット相場は3営業日続落。米中貿易協議の進展を背景に、安全資産とされる金の需要が減退した。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米消費者信頼感、3カ月連続で低下-経済や労働市場の見通し悪化
28日
23:00 米 10月リッチモンド連銀製造業指数 前回 -17 予想 -12 結果 -4
23:00 米 10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 前回 94.2(95.6) 予想 93.4 結果 94.6
本日の主要な経済指標
29日
27:00 米 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
テクニカル分析
通貨強弱

上は、28日の通貨強弱。東京時間午後から円高、ニューヨーク時間後半に戻し、ポンドがニューヨーク時間に下落しました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。10/29 6:00のレートは152.12。次に意識される上のラインは153.26.下ラインは149.39となります。
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
27日(月)までの要因は
1、トランプ氏 ロシア石油大手に制裁発動で原油高に
2、米国対中国 30日会談、下交渉は緩和的な合意
3、日本CPIはやや上昇。米CPIはやや減少。FOMCでの利下げは確定的となる。日銀は金利据え置きへ(日経新聞記事による)
米中の緊張はやや緩和された模様。レアアースは供給され100%追加関税は回避される見通し。
日米首脳会談は政策や通商交渉の合意内容のの確認をおこなった。
明日早朝のFOMCは利下げが完全に織り込まれているので、ポジション調整で小動きとなりそう。ここは結果後の値動きを観察したい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動
2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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