【朝刊】2025年10月25日【FX初心者】米CPIは予想下振れ、ドル円はどうなる

投資

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで
9/17 FOMC -0.25%利下げ 4.00-4.25%
9/19 日銀 金利維持 0.50%
9/26 PCE 前月比 0.5%から0.6%
10/1 ADP雇用統計 -3.2万人
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 

FedWatch 0.25利下げ 96.7% (前日 98.9%)
      0.50利下げ 0%  年内 2 回 最終目標 3.00-3.25%
(年内の利下げ2段階以上の観測が 92% )

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
米国、新たな対中関税調査を開始-首脳会談前に緊張高まる恐れ
 トランプ米政権は、中国製品に対する新たな関税導入の可能性を開く貿易調査に乗り出した。来週予定されている米中首脳会談を前に緊張が高まっている。

【米経済】
米CPI、9月は予想下回る伸び-FRB追加利下げへの論拠強まる
 9月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る伸びにとどまった。米連邦準備制度理事会(FRB)にとっては来週の会合以降も利下げを続ける余地が生まれる可能性がある。今回の統計は政府機関閉鎖の影響で発表が遅れていた。

【日本市況】 株式が反発、米中緊張緩和や好業績期待-円は下落
 24日の日本市場では株式が反発。米国株がハイテク主導で上げて投資家心理が改善した。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が30日に会談することが明らかになり、米中摩擦を巡る懸念も後退した。円は株高によるリスクオンの売りで対ドルで一時153円台に下落。債券は超長期債を中心に上昇した。

【欧州市況】米CPI後の利下げ期待で株上昇-債券、全年限で売られる
 24日の欧州債券市場は、売りが先行した。ドイツ債利回りは、過去6週間で最大の週次上昇幅となった。
 欧州株は上昇した。9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びにとどまり、28ー29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが行われるとの見通しが維持された。

米国指標

【米国市況】 S&P500種は最高値更新、CPIサプライズで強気相場に勢い

株式
 24日の米株式相場は続伸し、S&P500種株価指数は過去最高値を更新した。物価統計が予想より落ち着いたインフレを示し、利下げ観測が補強された。

債権
 米国債相場は総じて上昇。物価統計の発表直後に大きく上昇した後は、別の統計で経済の底堅さが示され、伸び悩んだ。

為替
 外国為替市場のドルは小幅高。米CPIが予想より低く、来週の利下げ期待が強まった影響で一時は下げていた。対ドルでの下げは円が顕著で、6営業日連続安。

原油
 ニューヨーク原油相場は反落。米国によるロシア主要石油会社への制裁が引き続き材料視され、供給混乱の懸念から2週間ぶり高値を付ける場面もあったものの、午後に下げに転じた。

金(ゴールド)
 ニューヨーク金相場は反落。高値警戒感から調整が続き、週間では10週ぶりに下げた。
 ただ、予想を下回った米CPIを受けて追加金融緩和観測が強まり、下げ幅を縮小した。通常、金利低下は利子を生まない金にとって支援材料となる。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

24日
8:30 日 9月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 2.7% 予想 2.9% 結果 2.9%
21:30 米 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 2.9% 予想 3.1% 結果 3.0%     

本日の主要な経済指標

テクニカル分析

通貨強弱

上は、24日の通貨強弱。日本CPI、欧州PMI、米CPIなどの経済指標の発表がありましたが、値動きは限定的でした。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。10/25 6:00のレートは152.85。次に意識される上のラインは153.26.下ラインは149.39となります。

シナリオ構築

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月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

24日(木)までの要因は
1、トランプ氏 ロシア石油大手に制裁発動で原油高に
2、米国対中国 30日会談、貿易対立は緩和期待
3、日本CPIはやや上昇。米CPIはやや減少。FOMCでの利下げは確定的となる。日本はいつ利上げとなるかといったところ。


シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動

2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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・朝刊 火から土 6:30頃
・夕刊 月から金 18:00頃 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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