*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今夜は、米CPIが発表されます。コア指数は上昇(インフレ)を予想しています。大きく上昇の結果が出ると、9月の利下げ観測が後退する可能性も出てきます。予想に反して前回より低い結果が出ると利下げの確実性が増すでしょう。それでは見ていきましょう。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
前週分新規失業保険申請件数 前回より0.7万人増加
前日の振返り
【関税】
・中国と米国の関税休止期間は、さらに90日間延長
・合成麻薬フェンタニルの流通に関連した関税や、中国がロシア産やイラン産原油を購入、米国の製造業に不可欠なレアアース磁石の輸出制限などが交渉材料
・トランプ氏の10月訪中で進展するか
【ロシア・ウクライナ戦争】
・米ロ首脳会談は15日にアラスカで行われる予定。
プーチン氏と交渉する領土交換を含めた合意内容の枠組みについて説明
・欧州首脳らとウクライナのゼレンスキー大統領は、13日にトランプ米大統領と電話会談を行う。
【米国市況】
・米株式相場は反落。主要インフレ統計の発表を12日に控え、大きな賭けに出る動きは手控えられた。S&P500種株価指数は最高値圏で失速した。
・米国債は小幅上昇(利回りは低下)
経済指標
米国 21:30
7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回 0.2% 予想 0.3% 結果
7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回 2.9% 予想 3.0% 結果
環境認識

値動きは、CPI待ちの小動き

ドル円の日足チャート。8/12 6:00のレートは148.14、現在は落ち着いた値動きとなっています。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
週明けの動き
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今後の動き
シナリオ① 政策金利
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円安要因
シナリオ② 米CPI
12日 発表の米CPIが予想より大きく上昇している場合、利下げ観測は遠のく、ドル円⇧上昇
また、前回より大きく減少の場合、利下げが確定的となりドル円⇩⇩大きく下落
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
2、12日の米CPI
>>上振れなら利下げ観測後退でドル高、ドル円上昇。下振れなら利下げ確定的でドル安、ドル円下落。相対的に円高、ユーロ高となることもあり得る。
となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
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・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月 休
記:しまてつ
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CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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