*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
本日は、前日の振り返りと今後に向けて環境認識をしました。先週は米CPIでドル高、参議院選挙で与党が過半数割れの結果に終わるも想定内であったことから円安が巻き戻されました。今後ドル円がどうなるか見ていきましょう
ここまで
米CPIコア ドル円上昇
日本の参議院選挙の結果で円安懸念は巻き戻し ドル円下落
今週末以降、日米の関税に関する通商交渉 難攻予測 円安方向
前日の振返り
石破首相が続投を正式表明、自民内で退陣論なら政権は窮地に
石破茂首相(自民党総裁)は21日午後、大敗した参院選の結果を踏まえた記者会見で、日本は「政治には一刻の停滞も許されない」と述べ、続投を正式表明した。
赤沢亮正経済再生担当相は米側との8回目の交渉を行うため、21日から訪米する。
環境認識

値動きはロンドン時間に下落しました。ニューヨーク時間はじり下げの展開でした。

ドル円の日足チャート。上昇予想から反転の下落となりました。7/22 6:00のレートは147.37、直近高値は7/16の149.18、直近安値は7/10の145.75となっています。
今日の動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今後の動き
シナリオ② 日米関税
8/1より、日本から米国への輸入品について、関税が課されます。自動車・鉄鋼部門に25%、相互関税25%となっています。これにより、米国での需要減少となり、関連する日本国内の企業は苦境に立たされます。8/1までに交渉して回避することは困難と予想されます。(円安要因)
赤沢亮正経済再生担当相は米側との8回目の交渉を行うため、21日から訪米する。
シナリオ③ 政策金利
米国トランプ氏は、FRBパウウェル議長に再度金利利下げの圧力をかけていますが、現在の状況では米国の7月末FOMCの政策金利は据置の予想となっています。
ウオラー理事が利下げをアピールしています。(ドル安要因)
日本では、政策金利維持とみられています。(円安要因)
まとめ
本日は、今週の流れと今後に向けてとシナリオを想定しました。
今後について
1、米国経済は底堅い 政策金利利下げは遠のいている。
FOMC金利は維持がメイン。サプライズの利下げの可能性も考慮
2、日本の状況は円安傾向 参議院選挙後の政策、関税
与党勢力後退は折込済 獲得議席はわずかに過半数割れでドル円上昇予測から巻戻し
関税は、このままがメイン。交渉は難航
日銀の政策金利は維持がメイン。
3、今週はドル円に関する主要な経済指標が少ない。
となります。これらがベースとなり、円安・ドル安という消極的な動きとなりそうです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・火から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 夕方18:00頃 週の振り返りと次週の予想
・月 休
記:しまてつ
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取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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