週明けは、ロシアウクライナ停戦協議の進行が気になるものの、市場は大きな波乱はありませんでした。展開によっては大きな動きになるか可能性があるので警戒が必要です。市場の注目は、21日からのジャクソンホール会合でのパウウェル議長の講演で利下げを示唆するかが注目となっています。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
日本GDP 好結果で再び円高
FedWatch 0.25利下げ 83.2% (84.6%から後退) 年内 2 回
前日の振返り
【日本市況】
18日の日本市場では株式が上昇し、主要指数は前週末に続いて史上最高値を更新した。堅調な米小売売上高や米関税懸念緩和による業績改善への期待から、自動車関連を中心に買われた。債券相場は下落(利回りは上昇)、円相場は対ドルで147円台半ばに下落した。
【ロシアウクライナ停戦協議】
トランプ氏、ウクライナ「安全の保証」に関与へ-3者会談目指す
トランプ米大統領は18日、ウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談の冒頭で、戦争終結に向けてロシアのプーチン大統領も交えた3者会談の実現を目指す考えを示した。一連の会談終了後にプーチン氏と電話協議する意向も明らかにし、ロシア側は電話を待っていると述べた。
トランプ氏はまた、ゼレンスキー氏に対して、和平合意を結ぶよう促す考えを表明。ウクライナが領土面で受け入れ難い譲歩を迫られる恐れがある。
【ニュース】
パウエルFRB議長講演、ハト派傾斜の兆候に注目-市場関係者の見方
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は22日のジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)での講演で、ハト派的なシグナルを発信すると、バークレイズやBMOキャピタル・マーケッツ、TDセキュリティーズの金利ストラテジストは予想している。
【米国市況】
・これまで相次いで最高値を更新してきたS&P500種株価指数は、この日はレンジもみ合い。
・米国債相場は3営業日続落。
・ジャクソンホール会合を控えた外為市場で、ブルームバーグ・ドル指数は薄商いの中を上昇。主要10通貨は比較的狭いレンジ取引となった。
経済指標
主な経済指標発表なし
環境認識

上グラフは通貨強弱。ニューヨーク時間前にドル高円安となっている。

値動きは、東京時間からニューヨーク時間に向けてドル高円安となりました。

ドル円の日足チャート。8/18 7:00のレートは147.85。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
本日の動き
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今後の動き
シナリオ① 政策金利
ジャクソンホール会合で方向性を示すか
22日 パウウェル議長公演
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円高要因
主な経済指標
8/20水 英CPI 欧HICP
8/21木 PMI 米失業保険
8/22金 日本CPI
シナリオ② ロシアウクライナ停戦協議
ロシアウクライナ戦争が停戦を超えて和平合意に進んでいる。ウクライナが大幅な譲歩を迫られる可能性があり、受け入れるかが焦点。内容により市場が混乱する可能性がある。
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
ジャクソンホール会合(21日から)に注目
2、ロシアウクライナ停戦協議
>>結果により、市場混乱
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
毎朝5分で分かるドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略
・月から土 朝6:30頃 前日の振り返りと本日の予想
・日 休
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル
CFD:金スポット、原油
ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
*使用アプリ トレーディングビュー