*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここではドル円を中心に前日の振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。それでははじめていきましょう。
前日の振返り
【関税】トランプ氏、日本との合意困難と言明-7月9日の期限延長否定
トランプ米大統領は1日、適用を一時停止している上乗せ関税について、来週9日の猶予期限を延長することは考えていないと述べた。
日本に対しては「極めて大きな貿易赤字を抱えているため、30%や35%ないし、われわれが決める数字」の関税を課すことになるだろうと言明。
【税制法案】トランプ氏の税制・歳出削減法案、上院通過-共和党から3人造反
・約474兆円の巨額法案、次は下院へ-トランプ氏の全政策盛り込み
・「大きくて美しい法案」、早期可決へトランプ氏自ら議員にハッパ
【日本市況】債券上昇、10年入札堅調-短観受け円高、株6日ぶり反落
1日の日本市場は債券が上昇(利回りは低下)。この日行われた10年利付国債入札が堅調だったことを受けて買いが入った。株式は6営業日ぶりに反落。トランプ米大統領が日本の米国産コメの輸入に不満を示し、新たな関税水準を賦課する構えを見せたことで、楽観ムードが一転した。
【欧州】ユーロ急伸、ECB当局者に不安感か-従来の見解超える発言増加
・ユーロは対ドルで年初来14%上昇、1.20ドル超なら問題と副総裁
・強いユーロはインフレ押し下げ、追加利下げの理由になるとの指摘
【米国】パウエルFRB議長、この夏にかけ関税は目に見えて物価に影響へ
・7月利下げの可能性を排除しないが、データ次第で会合ごとに判断へ
・関税の影響がどうなるのか様子を見るのが堅実とあらためて表明
連邦公開市場委員会(FOMC)は今年、利下げを見送り続けている。トランプ米大統領が利下げ圧力を強めているにもかかわらず、FOMCが金利を据え置いているのは、関税の影響でインフレが長期化するのかどうかを見極める必要があるからだ。
【経済指標】米国
米JOLTS求人件数が予想外に増加、昨年11月以来の高水準-レイオフ減少
・5月の求人件数、776万9000件-市場予想は730万件
・ホスピタリティーの求人が全体の4分の3占める、他分野はまちまち
米ISM製造業景況指数、4カ月連続で50割れー受注や雇用が悪化
・仕入れ価格指標は69.7に上昇、生産者はなお原材料のコスト増に直面
・新規受注は3カ月ぶりの大幅低下、関税の影響と景気減速を反映
6月の米製造業総合景況指数は4カ月連続で50を割り込み、活動縮小を示した。受注と雇用がより速いペースで縮小したことが影響した。米供給管理協会(ISM)が1日発表した。

ドル円の15分足チャート。21時まで下降。ロンドン後半・米経済指標発表後にドル円上昇。米経済指標で注目される雇用(JOLTS)の内容が良かったことが要因です。21時から上昇が始まっています。経済指標発表前から「期待感」やそれまでの「売りポジションの利確」などが考えられます。

値動きは、ボラティリティは大きくはなかったが方向感はありました。
今日の動き

ドル円の日足チャート。短期でも下降となりつつあります。レンジの下限142.1に近づいています。水色のトレンドラインの下限は抜けているので下降しやすい状況です。
【経済指標】米国
21:15 6月ADP雇用統計(前月比)
木曜日の雇用統計の参考となります。
まとめ
7月の初日から動きが出てきました。政治では米国の税制法案と関税、経済では7月3日(木)の雇用統計が注目です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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